ここ数年、異常気象が続いています。数日前も東京に積雪がありましたが、11月に東京に雪が積もるというのは観測史上初めてらしいです。
突然の雪にノーマルタイヤの車が次々と事故を起こし、その日だけで40件の事故が発生したようです。それを受けてか国土交通省は「雪道で立ち往生したら罰金にする」という方針を打ち出しました。
いつからこの制度が適用されるのか、金額はいくらなのかについて調べました。
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雪道の立ち往生で罰金はいつから?!
この制度は来冬以降からの適用を検討中です。まだ来冬とは確定しておらず、再来年になる可能性もあります。今までノーマルタイヤでなんとかしてきた人にとっては、恐怖の制度ですね。
罰金額は決まっているの??
立ち往生した際の罰金額はまだ決まっていません。でも1万円以下などの安い金額では無いと思います。警察が交通整理に当たるなどの人的費用がかかるので、1万円以上の罰金になるのではないでしょうか。
立ち往生で罰金は「ノーマルタイヤの場合」・・!?
国土交通省が言うには
積雪時に幹線道路で立ち往生の原因をつくった車に対し、罰金を科す方向で検討
引用元 yahoo.co.jp
らしいです。
この法律の狙いは多くの人にタイヤチェーンを付けてもらうことです。近年、異常気象やゲリラ豪雪で短時間の間に雪が積もり、ノーマルタイヤでスリップ事故を起こしたり、立ち往生するなどのことが起こっています。
2015年には雪道での立ち往生が547件あったそうですが、そのうちチェーンを装着して走っていた車はわずか10%だけでした。雪道で立ち往生した車のほとんどがノーマルタイヤだったことが分かります。
ちなみに国土交通省の担当者が言うには
「鉄道を止めると損害賠償が請求されるケースがあるが、道路も同じ。勾配が5%を超える区間では立ち往生が多く発生するのでチェーンを装着してほしい」
引用元 yahoo.co.jp
ということらしいですね。
私も雪道で立ち往生した車を見かけたことがありますが、後ろの車が詰まってしまいかなりの交通渋滞を起こしていました。周囲に迷惑をかけているのはわかりますが、罰金まで発生するとは・・・
「泣きっ面に蜂」という言葉がありますが、まさしくその通りになりそうです。
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スタッドレスタイヤの人もチェーン装着しないと罰金なの!?
今回の国土交通省の検討内容を見ると、「チェーン無しで雪道で立ち往生した車は全車罰金だ」と捉えられます。ではスタッドレスタイヤを装着した車も立ち往生したら罰金なの?ということですが、罰金にはなりません。
雪道で立ち往生しないための努力をしろということか
罰金対象になるのはノーマルタイヤでチェーンをせず立ち往生した場合です。もしスタッドレスタイヤを履くなどの雪道対策をしていたら罰金にはなりません。
あくまでノーマルタイヤで雪道対策をしない車が立ち往生したときの法律ということになります。スタッドレスタイヤを履いても立ち往生してしまうことはありますが、雪道対策しているのに罰金を払うことになったら、ちょっとやりすぎですよね。
豪雪地帯に住んでいる人は今回の罰金検討の報道を受けて、「雪国に住んでいる人をバカにしているのか!?」と思ったかもしれませんが、スタッドレスタイヤを履いていれば罰金にならないので、一安心ですね。
私も雪国に住むものとして今回の報道を見て「は!?」と思いましたが、ホッと胸をなでおろしました。
まとめ
- 来冬以降に「ノーマルタイヤでチェーンを装着せず、立ち往生したら罰金になる」という法律が成立する。
- スタッドレスタイヤ装着車は立ち往生しても罰金にはならない
- ゲリラ豪雪で立ち往生して罰金にならないためにも、チェーンのつけ方を覚えておいたほうが良いかもしれない(特にスタッドレスタイヤを装着する習慣が無い地域の人)
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いつもご覧いただきありがとうございます。また是非いらしてください。