ステーションワゴンとクーペをプラスしたような、美しい外観を併せ持つボルボV60。
衝撃吸収式リクライニングシートや横転保護システムなどの安全装備も充実しており、ボルボの思想を形にしたような車です。
2011年より日本発売され、V40と並んでボルボの看板車となっています。今回はそんなV60の評価や燃費・故障について調べていきます。
V40はかなり高評価でしたが、V60はいかに・・!
スポンサーリンク
【ボルボV60の評価】エクステリア編
- 普通にカッコイイ
- 大人っぽいデザイン
- 後ろから見たボリューム感が好き
- VWゴルフやスバルレヴォーグと悩んだけど、V60に決めた
- SEよりもRデザインの方がカッコイイと思った
- V60のデザインはあまり好きになれない
- 個性的でもあるので好きな人にはハマるデザイン
- 日本車にはないデザイン
エクステリアの評価は「良い派」が7割、「イマイチ派」が3割に分かれました。
良い派はXC60のデザインにとことん惚れてこんでいるようでしたが、イマイチ派からは「物足りない」とか「ゴツゴツ感」が足りないなどの意見が見られました。
V60のデザインは洗練された大人っぽいデザインなので、アグレッシブな印象を求める人には物足りないかもしれません。逆に大人っぽい感じを求める人には好印象なハズです。
引用元 http://assets.volvocars.com
スバルのレヴォーグと購入検討をしている人が多く見られました。アグレッシブなゴツゴツしたデザインが好きな人には、レヴォーグのほうが向いていると思います。
価格帯やサイズ感が似ているので、自分の好きなキャラクターで選ぶと良いですね。
もしレヴォーグとXC60だったら、個人的にはV60の方を支持します。どちらの車も好きなのですが、V60の方が飽きのこないデザインで良いかなと思いました。

インテリア編
- 北欧の家具を思われる上品な仕立て
- シートの座り心地がスゴク良い
- 長距離運転もラク
- ボタンがゴチャゴチャしていて、すきになれない
- 所々にプラスチッキーな感じがある
- メーターデザインが好きになれない
- ベンツやBMWよりもシートが良い
インテリアに関してはシートとインテリアデザインに対してのコメントが多かったです。
シートの出来が良い!(一部イマイチ派も)
インテリアの評価をチェックしていて多かった意見が「シートの良さ」でした。多くの人がシートに対して高評価をしています。
「長時間運転もラク」とか「座り心地が最高」という意見が相次いでおり、かなり出来が良いようです。
引用元 http://fsv-image.autoc-one.jp
ですが中には「圧迫感がある」とか「柔らかくて長時間が不安」という対象的な意見も見られました。
乗る人の好みによって意見は異なりますが、多くの人が高評価しているので良いシートだと思って間違いないと思います。
試乗する際にはシートのフィット感に注目するようにしたいですね。「自分の好みや体型に合うシートかどうか」をチェックするのは大切です。
北欧風のインテリアデザインに賛否両論
エクステリア同様にインテリアデザインについても、賛否両論で分かれました。6割くらいの人が高評価していますが、4割くらいの人が「好きになれない」と評価しています。(メーターとかボタンとか含めて)
引用元 http://fsv-image.autoc-one.jp
ボルボのインテリアデザインは、他の輸入車メーカーとはテイストが異なります。北欧風の暖かい質感のインテリアですので、好みは分かれるかと思います。
ドイツ車のようなデザインが好きな人には、あまり良く思われないかもしれません。逆に北欧風の質感が好きな人には100点のインテリアでしょう。

走行性能
- 低回転からグイグイ加速できる
- 19インチのホイールだと硬めの乗り心地なので評価が分かれるかも
- BMWのディーゼルの方が良い感じ
- エンジン音を聞きたい人には物足りない
- 1.6Lエンジンでも十分な加速力
- 乗り心地がとても良い
エンジンは不足感無し
エンジンはT4でも、まったく問題無い加速を味わえるようです。今流行のダウンサイジングターボで、スペックよりもパワフルに感じる仕上がりになっているみたいですね。
スポーツカーのような性能を求める人には物足りないかもしれませんが、普通の車の感覚で乗れば「え?こんなに速いの?」と、予想外の加速力に満足できるレベルだと思います。

Rデザインの乗り心地は好みが分かれる
Rデザインはホイールが19インチになりますので、快適性能が多少犠牲になっています。
硬めの乗り心地が好きな人には好まれると思いますが、柔らかい乗り心地が好きな人には、少々苦痛かと思います。
元々V60の乗り心地が硬質なので、Rデザインじゃなくても硬めになっています。Rデザインになると余計硬めになるので、スポーティな乗り心地が好きな人以外には、あまりオススメできないかもしれません。
またRデザインだからとコーナリング性能が上がっているわけではないので、Rデザインを購入検討している人は通常モデルと乗り比べをしてみると良いかと思います。
スポンサーリンク
V60の燃費ってどれくらいなの?
- 街乗りで7~10km/L
- 高速道路で12~14km/L
- 流れの良い道路で10km/L前後
実燃費だと大体これくらいになります。ディーゼルだとプラス3、4km/Lくらいです。オーナーたちの間では「もうちょっと燃費が良いと思っていた」という評価が多く見られました。
外車の燃費としては普通ですが、最近は燃費の良い車が多く出てきておりますので、すこし物足りなく感じるところもあるかもしれません。
燃費性能も重視するならプジョー308SWの方がオススメですね。V60に似て洗練されたデザインですし、燃費も良いです。

「外車は故障が多い」って聞くけど、V60は?
「外車は故障が多い」これはよく聞く言葉ですよね。たしかに外車は故障が多いです。(多かった)
ではV60はどうなのか?ボルボV60で見られる故障例はこんなのがあります。(故障と呼ばない小さなトラブルも含めて)
- ドアの不具合(開かなくなる
- 荷室のフックの剥離
- エンジンコンピュータの不具合
- チェックセンサーの誤作動
「え?これだけ」と思われるかもしれませんが、故障はほとんど見当たりませんでした。よく聞く「道路の真ん中でいきなりエンジン停止」等の致命的な故障も見当たらないです。
以前のボルボ車はかなり故障していたようですが、最近のボルボ車は故障が少ないようです。

各部に日本製パーツを仕様。故障率が激減
現在、ボルボ車には日本製の部品が使われています。どの部位に使われているかというと、トランスミッションと電装系です。
トランスミッションには日本のアイシン製、電装系にはDENSOの部品が使われています。トランスミッションや電装系等の、トラブルが多かった場所に日本製部品を使用することで、故障率が格段に下がりました。
このことにより、走行中に急にギアが入らなくなったりするなどの、致命的な故障も起きなくなっています。
故障件数は日本車よりも若干多いものの、以前に比べれば格段に減っており、安心して乗ることができますね。

故障対策のためにサービス加入は必須
どの車メーカーも購入から3年ほどの保証サービスをやっておりますが、この保証サービスには加入しておいたほうが良いです。
加入しておくと、なんらかしらの故障が起きたときに、費用負担にならずにサービスで直してくれることが多いです。
逆に保証サービスをケチると、万が一故障が発生したときに、高額費用負担になる可能性もありますから、保証サービス加入は必須と言えます。
実際に、故障例で挙げたドアが開かなくなるとか、コンピュータの不具合など、自分では対処できないようなトラブルでも無料で対応してくれることが多いです。
故障時の費用は予想外の出費になりますから、車購入時に加入しておきましょう。
まとめ
- V60のエクステリア・インテリアは高評価が多いものの、イマイチ派も少しいる
- 走行性能はほとんどの人から好評。エンジンも不足感無しで快適
- 乗り心地の質感は硬質。コーナーや高速道路でも安定性が高い
- Rデザインは乗り心地重視派には不向き
- 実燃費は街乗りで7~10km/L、高速道路で11~14km/L
- V60の故障は少ない。以前に比べて格段に故障しなくなった
ボルボV60はいかがでしたでしょうか?ボルボV60は走行性能の高さが光る車でした。新型V40もそうでしたが、カーブや高速道路での安定感の高さを好評価する人が多かったです。
エクステリアやインテリアが気に入ったら、購入に値する車だと思います。初めての外車として、日本車から乗り換える方が多い車ですが、価格や走行性能的にもオススメできる車だと判断できます。
また故障に対する信頼性も高い車ですから、故障を気にして購入に踏み切れなかった人にもオススメできます。
それでは今回はこのへんで・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
関連記事
スポンサーリンク