街中で一番見かけるボルボ車といえばV40。コンパクトカーの中でも、スタイリッシュでバランスが優れている車であり、人気の車種です。
初めての外車に選びやすい価格帯ということもあり、気になっている人も多いのではないでしょうか。ですが外車といえば気になるのは故障。
「外車は故障しやすい」これは車好きじゃなくても知っているほど、有名な噂です。V40を購入したいけど故障が気になって、購入に踏み切れない人もいると思います。
故障多発だと、維持費が莫大に膨れ上がってしまいますからね。そこで今回はボルボV40の故障情報を調べてみたいと思います。V40の故障はいかに・・・
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ボルボV40の故障例
故障と言えないような些細なトラブルも含めて、「こんな事例があったよ」ということでご紹介していきます。
- 警報機の誤作動
- エアコンの冷風が出なくなる
- 変速時にショックが大きい時がある
- 給油口のカギが閉まらない
- 2速に入らない(ディーラーも対応できない
- なぜかアイドリングストップできなくなる(ディーラーも対応できない
- ドアからビビり音
これらのトラブルが見られました。この中でも多く見られたのが、変速のトラブルとアイドリングストップできなくなる問題です。
これらはディーラーに持ち込んでも「異常なし」と判定されてしまうとのこと。どこかに問題はあると思うのですが、ディーラーのコンピュータでは異常を発見できないようです。
変速が入らない

引用元 http://car.watch.impress.co.jp
信号発信などで、ギアが1速固定されてしまったり、2速に入れるとNに戻ってしまう、等の故障が起きています。
同様の症状に陥る方が複数名いたので、偶然ではないと思います。ディーラーに持ち込んでも異常を発見することができず、様子見をするしかありません。(原因不明)
この変速トラブルで悩み、トランスミッションを交換したという人もいました。
アイドリングストップしなくなる

引用元 http://car.watch.impress.co.jp
アイドリングストップしなくなるという事例も多く見られました。それまで普通にアイドリングストップしていたのに、あるときからアイドリングストップをしなくなるとのこと・・・
アイドリングストップの件も、ディーラーの故障診断では異常が見つけられず、具体的な解決策は無いままです。
ただ、「これが原因じゃないか」と有力視されているのが「バッテリー」です。安全装備のカメラやレーダーでバッテリーに不可がかかり、アイドリングストップしなくなるのではないか、と言われています。
この故障で何度もディーラーに通い、無償でバッテリー交換してもらった人もいるようですが、交換直後は良くてもまたアイドリングストップしなくなった、ということでした。
バッテリー交換で、以前よりはアイドリングストップするようになったみたいですが、完璧に改善されたワケではないようです。
アイドリングストップなので、運転に支障はなさそうですが、解決しないとモヤっとしてイヤですね。今のところアイドリングと変速の問題に対する根本的な対処法は見つかっていない状態です。
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新型になる前と後で故障率が違う?!
ボルボV40は2015年にビッグマイナーチェンジを行いましたが、それよりも前のV40の方が故障が多いようです。
新型にまったく故障が無いワケではありませんが、マイナーチェンジ前の方が多数のトラブルが発生しています。
故障が不安な方はマイナーチェンジ前のV40よりも、新型になったV40を買えばいくらか安心かと思います。
新型の方が故障が少なくて当然
同じ車でも年式が古いものより、新しいもののほうが故障が少ないです。これはボルボだけでなく、どの車メーカーでも同じことが言えます。
特に発売当初のモデル(新型車)はプロトみたいなもので、なにかしら故障が起きやすいです。もちろん発売前にメーカーでテストを行っていますが、オーナーさん一人ひとりが使用環境が違うので、テストでは起こり得なかった故障が出てきます。
発売して見つかったトラブルや故障例を元にメーカーが検証し、年次改良やマイナーチェンジで対策をしていきます。ですから高年式の方がトラブルが少なくて当然なんですね。

精度はあがっているが個体差もある
今のボルボは昔に比べて、劇的に故障が少なくなりました。外車の故障は国産車の1.3倍まで減ってきたというデータがあり、「外車は故障が多い」と言われていたのは、もはや昔話になりつつあります。
車の品質は以前よりも格段に上がっていますが、個体差による不運な車もあるようです。これはボルボに限ったことではありませんが、トラブルに見舞われやすい車はトコトン故障続きなのだとか・・・
こればかりは個体差ですから、乗ってみないとなんとも言えません。マイカーが不運な車じゃないことを祈るばかりです。


まとめ
- ボルボV40には多数の故障が見られるが、多くはマイナーチェンジ前のV40 で起こっている
- マイナーチェンジ後の方が、それまでの故障例に対応した車作りをしているので、故障が少ない
- 故障の中でも、変速が入らなくなったり、アイドリングストップしなくなる例が特に多かった
- 故障が少ないV40を狙うなら、迷うことなく新型をオススメする
ボルボの品質は以前よりも格段に上がっていますが、国産車に比べると、まだ若干故障が多いようです。外車は性能重視で作られている車なので、故障が多いのは多少覚悟しないといけないかもしれません。
逆に日本車は「故障や雑音に神経質な日本人」向けに作っているので、トラブルが少なくなっています(性能はイマイチ)もし故障しない車を探しているなら、国産車がベストになります。
外車に乗るなら、多少のトラブルが起きても「ああ、またか、すぐに直してやるからな」くらいに思えないとツライかもしれないです。
故障に神経質すぎるとすぐに手放したくなるでしょう。ただ、最近のボルボ車は故障が比較的少ないので外車の中ではオススメできます。
V40の購入で迷っているなら、マイナーチェンジ後の新型がオススメです。
それでは今回はこの辺で・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
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