皆さんは、愛車の洗車ってどうしていますか?
手間暇をかけて、自分で洗車?
それとも、ガソリンスタンドで洗車機をかける?
今回、誰もが知ってそうで知らない!?洗車のやり方やコツをまとめてみました。
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洗車の方法・コツ ~水洗いからシャンプー洗車まで~
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洗車に適した天気
気持ちの良い晴天、汚れた愛車を洗ってあげたい気持ちになりますが…
ちょっと待って下さい。
洗車には『適した天気』があることを知っていますか?
洗車に適した天気、それは『曇り空』の日です。
暑い晴れた日…特に夏の強い日差しの下での洗車は、オススメ出来ません。
熱くなったボディの上では、水分はすぐに蒸発してしまいます。
その為、カーシャンプーが洗い流される前に水分が蒸発してしまい、シミの原因となってしまうからです。
可能な限り、曇りの日に洗車することをオススメしますが…
もし晴天の日に洗車をするなら、屋根の下で洗うか、気温の低い朝か夕方にしましょう。
洗車の方法
さて、洗車に適した天気が分かったところで、次はいよいよ洗車方法の紹介です。
まずはタイヤから

洗車というと、いきなりボディに水をかけるところから始めてしまいがちですが…
まずはタイヤから先に洗いましょう。
タイヤには、泥汚れがついていることが多々あります。
なので、ここを後回しにしてしまうと、せっかく綺麗になったボディに泥汚れが…
なんてことになりかねません。
また、タイヤを洗う時には、カーシャンプー等は使わない方が良いでしょう。
使うとしても、中性のシャンプーを水で希釈したものを使い、すぐに流水で洗い流すようにして下さい。
タイヤはゴム素材の為、耐薬品性が低いです。
カーシャンプー等の洗剤でも変質・劣化することがあります。
タイヤ艶出し剤や市販のスプレー式タイヤクリーナーも便利ですが…
長期に渡って使用すると、溶剤の影響でタイヤが変質・劣化することがあるので注意が必要です。
タイヤ洗いに一番良いのは、古典的ですがタワシ!
これなら、ゴム素材を傷めることもないので、ゴシゴシ洗うことが出来ます。
ボディの水洗い

タイヤが綺麗になったら、次はいよいよボディの水洗いです。
ホースの出口をつまんだり、高圧洗浄機を使用したりして、ボディ表面についた砂やホコリ等を水圧で流していくのですが…
この時、ルーフ等の高い位置→低い位置へと流していくのが基本となります。
水は高いところから低いところへと流れていくのが自然ですので…
自然の流れには逆らわない、ということですね。
そして、意外と忘れがちなのが、ドアの隙間。
ここにも汚れやホコリは溜まっていますので、水で流すようにします。
ただ、高圧洗浄機を使用する場合には、離れたところから水圧をかけるようにして下さい。
間違っても、近距離からドアの隙間に水圧をかけないように!!
ドアとボディの隙間を密閉しているゴムが水圧に耐えきれずに、車内に浸水…ということになりますよ。
ボディ表面の汚れやホコリ等がある程度落とせたら、次は濡れたタオルで更にボディの汚れを落としていきます。
タオルは、柔らかめの生地、マイクロファイバーなんかがおススメです。
水を流しながら、あまり擦らずに、ボディの表面を撫でるようにして洗っていきます。
表面の汚れやホコリが一通り落とせたら、手早く拭き上げして、水洗いは終了です。
ボディをシャンプーで洗う

こまめに洗車をしている場合や、コーティング処理されている車輌等は、水洗い洗車のみで大丈夫なことも多いです。
水洗い洗車のみで、新車のように艶々、ピカピカ…という状態であれば、わざわざカーシャンプーを使用して洗う必要はないでしょう。
しかし、水アカや油膜等、水洗いだけでは落ちない汚れがある場合には、やはりシャンプー洗車が必要になってきます。
まず、バケツにカーシャンプーのみを入れ、水を勢いよく注いで充分に泡立てます。
(この時、泡だけだと洗いにくいので、バケツの底に水が少し溜まる程度にしておくと使いやすくなります)
この泡をスポンジに含ませて、洗っていくのですが、いきなりスポンジで洗うのはNG!
まずは洗いたいところに含ませた泡を垂らし、それから洗っていくようにします。
ここでも、基本は高い位置から低い位置へ洗っていくこと。
また、スポンジは直線的に、一定方向へ動かすのがベストです。
あまりゴシゴシ擦らず、スポンジが少し潰れるくらいの力で優しく洗っていきます。
暑い時など、シャンプーがすぐに乾いてしまう可能性がある場合は、ルーフならルーフ、ボンネットならボンネット…
というように、各パーツごとに『シャンプー→水で洗い流す』を繰り返していくようにした方が良いでしょう。
そして、水で洗い流した後は、水洗い洗車の時と同様、素早く拭き上げます。
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洗車後に拭かないとどうなる?
水洗いにしろ、シャンプー洗車にしろ、ポイントは、水分が乾く前に素早く拭き上げること。
間違っても、自然乾燥なんてしてはいけません。
水道水の中には、塩素が含まれています。
井戸水等の地下水には、ミネラル分があります。
拭き上げせずにいると、この塩素やミネラル分が、白い斑点となってボディ表面に焼き付いてしまいます。
この斑点が出来てしまうと、落とすのは容易ではないので、洗車後は出来るだけ早く拭き上げましょう。
水洗いだけでシャンプーしないのはマズイの?
先程も書きましたが、こまめに(1週間に1回位の頻度で)洗車している場合や、コーティング処理されている車輌等は、水洗いだけで綺麗になることが多いです。
水アカや油膜等が付かない(付きにくい)状態であれば、わざわざシャンプー洗車をする必要はありません。
しかし、実際は週一で水洗いするのはなかなか大変ですし、コーティングの効果は長くても数か月。
やはり、段々と水アカや油膜等、水洗いだけでは落ちない(落ちにくい)汚れが付いてきます。
水洗いをしてみて、落ちない汚れがある場合には、シャンプーできちんと汚れを落としてあげるようにしましょう。
落ちない汚れをそのまま放っておくと、段々と汚れが蓄積していって、シャンプーでも落ちない汚れになってしまいます。
こうなると、専用のクリーナーを使用したりコンパウンドで磨いたり…と手間暇をかけなければ綺麗になりません。
余計な手間を増やさない為にも、水洗いで落ちない汚れを見つけたときには、早めにシャンプー洗車するのが良いですね。
まとめ
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普段、何気なくしている洗車ですが、改めてやり方を振り返ってみて、如何だったでしょうか?
今までしてきた洗車方法と、同じでしたか?
こちらに記載した洗車方法は、あくまでも一般的なものです。
大事なのは、愛車を傷付けずに綺麗にすること。
注意しなければいけないポイントをおさえながら、自分流の洗車方法を見つけて頂ければ…と思います。
クルマが綺麗だと、ドライブもぐんと楽しくなるはず!
綺麗な状態を保つ為にも、1ヶ月に1回は愛車の洗車をするようにしていきたいですね。
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