2009年に二代目となったルノーカングー。今回はルノーカングーの評判・燃費・故障について調べてみました。
ルノーカングーは2013年にフェイスリフトし、今の顔になっています。他メーカーのように猛烈に先進性を追わないカングーは独特な味が出ていますね。
最近の車では見かけない、収納スペース広めなハッチバックボディに、オシャレな雰囲気。気になっている人も多いハズ。それでは早速チェックしていきましょう!
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ルノーカングーの評判は?人によって評価が分かれる車かも!?
エクステリア ★★★★☆
- 飽きがこないデザイン
- マイナーチェンジで良くなった
- ボディーカラーが良い
- ソリッドカラーの経年劣化する?
- 商用車にしてはオシャレ
- サイズが大きいので前のほうが良い
エクステリアデザインに関しては、特筆するような口コミなどはありませんでした。ドイツ車に見られる強烈なプラスラインやシャープ感がない、可愛い車です。
ボディカラーは良いという口コミが多かったです。明るい色が似合うのも良いですね。
インテリア(積載性も)★★★☆☆
- 広くて開放感がある
- 高級感や近未来的な感じは無い
- スッキリしていてシンプル
- チープな質感
- 後部座席は大人3人でも大丈夫
- ラゲッジスペースの広さは文句なし
- オーバーヘッドコンソールが便利
- センターコンソールに手が届かない
- シートは薄いけど座り心地が良い
- シートの出来が良く腰痛でもラク
室内空間の広さ(開放感)、ラゲッジスペースはとても評判。見た目通りに収納力は抜群で、小旅行などの荷物も余裕で積めます。
オーバーヘッドコンソールも高評価でした。運転席上部の棚がとても広くカバン・帽子・ティッシュなど色々な物を置けます。
後ろ席サイドの上部には飛行機の荷物置きのようなスペースがあり、たくさん収納できます。
さすが実用性重視のフランス車。
インテリアの質感は高級感などは無く、チープな質感です。高級感を求める人が乗る車ではないのでマイナス点では無いと思います。
シートの出来は多くの人が高評価していました。長距離の運転でも疲れにくく、腰痛でも痛くならない良いシート。この車に乗る人は長距離運転をする人も多いでしょうから、シートが良いのは嬉しいですね。
走行性能(乗り心地も)★★★★☆
- パワー感は無い
- エコ運転なら不満なく運転できる
- 坂道ではアクセル結構踏まないと失速する
- カーブでロールするけどフニャフニャではない
- 揺れの収まりが速い
- 乗り心地が良い
- シフトショックが少ない
- スルスルーっと加速していく
- 普段は静粛性が高いがエンジンを回すとウルサイ
- こういうワゴンでMT設定は珍しいので楽しい
エンジンの絶対的なパワー感はありません。坂道では失速しやすいのでアクセルを踏み込む必要があります。街中を普通に走るのであれば必要十分なパワーはあります。
サスペンションはロールはするけど粘りがあります。国産車のようにカーブで転倒しそうになるロール感ではありません。荒れた段差でも不快感なく走れる良いサスペンション。
MT設定も評判です。ルノーカングーのようなワゴン車にMTの設定は珍しいので、MT好きや車好きに喜ばれています。こういうところはさすが日本車じゃないなと思わされますね。
価格 ★★★☆☆
- 装備重視にはオススメできない
- 他のメーカーには無いタイプの車なので、気に入れば安い車
- 適正価格
- 安すぎず、高すぎずくらい
- こんなニッチな車でこの価格は安い
スタート価格は235万円と決して安くはないです。しかも装備も必要最低限でチープ感あり。でもルノーカングーのような車は今は珍しいので、気に入った人であれば安いと思えるはずです。
オシャレな商用車ワゴンなんてルノーカングーくらいですよね。
実燃費はマズマズ。燃費重視の人は違う車の方がいいかも
- 街乗り燃費で7~10km/L
- 高速道路で12~14km/L
- 街乗りと高速道路のミックスで10km/L
ルノーカングーの燃費は良い方ではありません。ハイオクなので燃料費もかかります。燃費重視の人は違う車のほうがオススメ。
ルノーカングーの価格は235万円ですから他に選べる車はいくらでもあります。国産車でライバルとなるのはトヨタシエンタでしょう。
トヨタシエンタは7人乗り(後ろは狭いけど)で価格は169万円で購入できます。燃費もシエンタの方が良いです。燃費・価格・装備の充実ぶりは間違いなくシエンタ。
ルノーカングーの独特なパッケージに魅力を感じているのであれば燃費性能は関係ないかもしれませんが、他にも燃費が優れた車があることを覚えておきましょう。
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故障例はあるの?
ルノーカングーは故障例がたくさんあります。ブレーキ故障、オートマ故障、突然のエンジン停止など様々です。でも中には全く故障が無いという人もいます。それでも全体的に見れば、故障している人の割合が多いです。
古めの外車は特に個体差があり、壊れやすいものはとことん故障にさいなまれます。どんな故障例があるのかチェックしておきましょう!


スピードセンサーの故障
走っている速度がわからなくなるほか、走行距離も加算されなくなります。
ウォッシャーの故障
ウォッシャー液が出なくなります。10年ほど経ってくると色んな部品が劣化してきます。
セカンドシートが倒れなくなる
座面のロックが解除できなくて倒れなくなります。ロック機構のワイヤーがスムーズに動かなくなることが原因のようです。
他にも・・・
オルタネーター・クラッチプーリー・ウインカーが点かない等の故障が起きています。
ルノーカングーは日本車と比べて、故障が多いのは間違いないです。もし故障が少ないカングーを手に入れるならできるだけ高年式を選ぶのがオススメ。
高年式は、これまでの故障例に対策した部品が使われており、発売初年度の車よりも故障しにくくなっています。
あとがき
- ルノーカングーは積載性と広さが評判
- ルノーカングーのようなワゴン車は今は珍しい
- 燃費性能はあまり良くない。街乗り燃費だと10km/Lいかないことも多い
- 故障が多発している。故障しにくいカングーを手に入れるならできるだけ高年式
- 個体差があり、中には故障しないという人もいる
ルノーカングーはドイツ車のように走行性能がズバ抜けていたり、燃費性能が抜群にすぐれているわけではありません。インテリアもどちらかというとチープです。
ですが積載性や居住空間の広さなどは優れていて、現代では珍しいパッケージの車です。こういうコンセプトが好きな人には100点満点の車になると思います。
ちなみに、カングー購入予定の方へ
カングーを購入するときにできれば値引きして、お安く車を買いたいのが正直なところですよね。でも最近の自動車業界は、以前に比べてあまり値引きしなくなっています。
(値引きしない分、◯万円分オトクになるサービスを付けるとかそういうのはありますが)
値引きが厳しくなっている中で、オトクに車を買うための方法を記事にまとめました。知っているか知らないかで10~50万円は違ってきますので、商談に向かう前に読むことをオススメします。
【こんなに金額に差があるの・・?】ディーラーの下取りで大損?!一括査定を使って値引き額よりもさらに安く買う方法とは!


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