ホンダのミニバンとして1994年の1代目から現行まで、地位を確立しているオデッセイ。
2016年ハイブリッドが出るまでは、足回りの硬さ、乗り心地の悪さがかなり評判になっておりましたが、今回のハイブリッド車がデビューし、ガソリン車も改善、そして今年の11月にもマイナーチェンジが決定。
進化することを忘れないホンダ。
現ユーザーの意見がホンダに伝わって、新たな魅力が出るといいですね。
今回は現行型RC1オデッセイの口コミや評判をまとめてみました。
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オデッセイの口コミ評価
オデッセイの口コミをエクステリア・インテリア・走行性能の3項目に分けてご紹介していきます。
エクステリア

GOOD
- ミニバンらしくない全高
- 他社のミニバンよりスタイリッシュ
- ほどほどな迫力のあるフロントマスク
- 適度な主張があるが、やりすぎなくていい!
- 黒だけど、ガーニッシュつけてもそこまでオラオラ感がでない適度なフォルム
- 落ち着いた感じがいい
BAD
- もっとメッキを使って高級感が欲しい
- メッキが多い
- もう少しシンプルでもよかった
好んで買った車、エクステリアに不満はあまりない。
やはり人も車もまずは見た目から。
購入時の候補は、乗車人数、見た目、使用の用途がメインのため、気に入った車を購入しているためか、そこまでエクステリアに関する意見は悪くない。
モデルチェンジのあとなどは意見が分かれるところですが、現行車に関しては私も強さを全面に押し出す車より、大人かっこいい感じがあって好きです。
インテリア

GOOD
- 派手ではないところがいい。
- ナビが高い位置にあるので見やすい。
- すっきりとした内装。
- 広々とした室内。
BAD
- 収納がすくない。
- 運転席のアームレストが細すぎ。
- シートメモリー機能が欲しい。
- 空調類のスタイリッシュさはいいが、操作性が悪い。
- 質感はエスティマより落ちる。
- プラスティック感がすごい。
- 高さがない分、大人数での宿泊時の荷物は圧迫される。
他車種との比較検討をするとチープ・見劣りを感じるとの声多数
ここは意見が分かれました。やはり対抗ミニバンとの比較要素が大きいです。
まず収納について。
小物系の収納箇所が他の車種と比べると少ない意見も多かったです。多いと多いで色々なところにしまいがちですが、ないよりあった方がやはり良い。
現行オデッセイは3列目を床下収納できるので、大型荷物の収容量は決して悪くありません。とはいえ他ミニバンに比べるとやはり収納面での見劣りは否めない。
次にインテリアの質感。
チープを指摘する声が多かった。
見た目はメッキもありゴージャスな雰囲気を兼ね備えていますが、内装がチープと言われています。あまり良くないギャップですね。
オデッセイは価格が高いですから、価格に対して考えてみるとやはり、チープと言われても仕方がないのかもしれません。
オデッセイクラスの価格帯になると車内にいるときも「良い車に乗っているなぁ」と満足感も感じたいと思うもの。
これを満たせない質感だと言われている。
確かにフィットを少し豪華にしたような感じに見えなくもない。デザイン・レイアウト的に洗練された美しさは感じられません。
オプションパーツをつければ質感は上がるかもしれませんが、素の状態だとチープと言われても仕方が無いかも……
次にシートメモリー。
シートメモリー機能を一度味わったことがある人なら物足りなさを感じるかもしれません。
ファミリーカーですし、相方と共に運転するため、長距離での運転交代時や毎日の通勤、週末の買い物。
何度もシート位置を変えなきゃいけないのは、大変ですよね。
なので、一度味わったことがある人からみると、オデッセイを買ったのについていなかったという残念感がありそう。
ちなみに、助手席のシート位置にメモリー機能はありませんが、他人を乗せた後相方を乗せると唐突に「誰か乗った?シートの位置全然違うんだけど」という鋭い突っ込みが飛んできます。
こっそり友達と遊びに行ったり、火遊びをした場合は要注意。
車のスタイリッシュさに負けないよう、スマートな回答を用意しておくといいかもしれません。
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走行性能

ガソリン車の場合
- パドルシフトがあり、スポーティ。
- 他のミニバンを圧倒する走行性能。
- ハイブリッドと比べると出足が遅い。
ハイブリッド車の場合
- 初動がパワフル、モーターのトルクがすごい。
- 2tもある車でこの性能は文句のいいようがない。
- 車重の割によく走る。
- コンセントが付いていて便利。
- 燃費がいい。
- EV走行機能で朝晩静かに住宅街を出れて周りを気にしなくなった。
- エンジン音より、ロードノイズがうるさい
ガソリン車ならではのパドルシフト。スポーツ走行には欠かせませんよね。
ただ、これはハイブリッドについておらず、絶対的な購入の対象ではないとしても、何かもったいない。
そのハイブリッド車は初動が早く、モーター駆動部分でトルクをあげています。
その分信号ダッシュに関してはハイブリッドが優勢。
ガソリン車であっても、信号ダッシュで他に迷惑をかけるほど鈍い加速ではないのでそこまで気にする必要はなさそう。
そして何より、ハイブリッド車の特性を生かした1500Wのコンセント。これは使い道がたくさんありそうですね。
子供とキャンプへ行った際など、野外活動で大きな活躍を担いそうです。今まで車では使わなかったものが今後当たり前になるかも?
掃除機も繋げますし、ポットでお湯も沸かせちゃう。
トイレはないけど、ちょっとしたキャンピングカーみたいでわくわくしますね。
EV走行機能も早朝深夜の住宅街移動にはかなり重宝しそうです。
だが、車内が静かなためか、ロードノイズやエンジン音が目立つという意見が多かった。
ここもマイナーチェンジで、静粛性があがることが一部あがっております。
モデルチェンジやマイナーチェンジで今の不満点がかなり改善される様子。
最初から完璧とまでは行きませんが、ユーザーの意見を反映させてくれるところがさすがホンダです。
両車共通の取り回しや乗り心地について
- 安定感抜群
- ミニバンの割には小回りが利く
- 思い重量の割にはかなり満足
- 昔のオデッセイと違い乗り心地がかなりいい
- 乗り降りがしやすい
ガソリン車とハイブリッド車で違いがあれど、基本的にはみんな満足しているという結果に。
昔のオデッセイを乗っていた人から言うと足回りの改善がかなり驚愕したとのこと。
そして大型ミニバンとしては最小回転半径5.4mという小回りがかなり効く仕様。
大きいわりに思いのほかパワーもあり、小回りも聞く。そして乗り心地がいい。
相方が運転する際のことを考えると、大きさの割に運転しやすいというメリットがありました。
スポーティーにいくならパドルシフトのガソリン車。
エコカー好きや野外キャンプメインだと1500Wの電源付きハイブリッド車が使いやすくていいでしょう。
好みと予算の問題も一つ。
購入の際に悩んだら、ライフワークに合わせてみるのも一つの手です。
走りのホンダ。評価が分かれる
何を言おう、ハイブリッド車モデルが出た際に改善された足回り。
昔のオデッセイは、スポーティーに走ることを約束されたミニバンだった。
そのため、後部座席に乗っている人には過酷な環境が。
運転手的にはスポーティーで良かったのだが、よくも悪くも足回りはミニバンらしくなった。
逆にファミリー層にはこれが功を奏し、支持が上がっている。
昔のオデッセイは足回りが硬く、運転手はスポーティに動かす操縦性があったけれど、家族からは不満の嵐。
現行のオデッセイは、良くも悪くもミニバンになった。
操縦性はマイルドになり、乗り心地も改善。そして家族は笑顔。
かといって運転手の気持ちも抑えてます。やはり他のミニバンには負けない機敏性。
ハイブリッド車に関しては、燃費も他の大型ミニバンには負けません。
エコでスポーティーなミニバン。それを求めたらオデッセイにたどりつくのではないでしょうか。
まとめ
総括してみると
ミニバンとして、オデッセイを選んだということで、エクステリアの要素でマイナス意見はそこまで出ず。
インテリアに関しては、他ミニバンには勝てずチープな印象。
走行性能は歴代を知っていれば向上。そして良くも悪くもファミリー寄りに。
ガソリン車は、パドルシフトで走りのホンダは健在。
ハイブリッド車は燃費がいい。コンセントが便利。そして静かでパワフル!だけど静粛性が微妙。
大きな欠点はないにしろ、同じクラスのミニバンとしてはまだ気になる点が残っているようです。
数年後に予定されているフルモデルチェンジでどんな改善があるのか、新たな機能など、これからも注目の一台ですね。
見た目が好みでも、内装等も比較し、最終決断を!
乗り換えは、人も車も慎重に。
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