遂に日本でもホンダ新型シビックの発売が決定!受注は6月の下旬開始で、発売は7月25~30日あたりが予定されています。
シビックはファンが多い車種ですから楽しみにしている人もさぞ多いことでしょう。私もFD型のシビックには思い入れがあるので、新型シビックを楽しみにしています。
さて、気になるのは値段。200万円台でEK9タイプRが買えた時代に比べて価格は大きく上がっている様子。ちまたでは「高すぎてこんなのシビックじゃない」という人も多いのだとか。
今回は新型シビック(セダン・ハッチバック・タイプR)の日本価格をチェックしていきたいと思います。
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1 新型シビックの日本価格は?(セダン・ハッチバック・タイプR)
新型シビックタイプセダン・ハッチバックの値段はまだ発表されていませんが、外国価格を元に推測します。
① シビックセダン 税込み価格265万円

シビックセダンはCVT方式のみ。ハッチバックだとMTもあります。
セダンは落ち着いて乗りたい人向けということですね。
ハッチバックの方が走りそうな外観になっていることからも明らかです。
② シビックハッチバック 税込み価格280万円

ハッチバックはセダンよりも高い価格設定になっている。
LEDヘッドライト・電動パーキング・リアウイング・リアバンパーのダクト・センターマフラー等・・・ハッチバックのほうが充実の内容になっています。
ハッチバックの方がレーシーな外観になっているので、スポーティ志向・走りを重視する方はハッチバックをどうぞ、ということなのでしょう。
③ タイプR 税込み価格450万円

FFニュル最速を記録した車だけあって価格も立派。タイプRは2L VTECターボが標準となります。大径ホイール・リアウイング・専用エアロ等、タイプR専用の装備がてんこ盛り。
ハッチバックもカッコイイけどタイプRは更にスポーティでカッコイイ!価格が価格なので誰にでも買える車ではありませんが、注目されること間違い無しですね。
タイプRはMT専用車となります。
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2【衝撃】想定ターゲットは年収600万円~1000万円だと!?

① ターゲットは「本物」「良いもの」を理解できる人
「新型シビックはなんでこんなに高いんだ!」という意見があちこちで出ているようですが、シビックはターゲット層を高収入者向けにシフトしたようです。
ターゲットユーザーは「本物、良いものを理解できる人・価格や性能だけではないホンダならではの価値に響く人」。つまり、安くして多くの人に買ってもらおう・・・という狙いはハナから無いということです。
具体的なターゲット像は30代~40代で世帯年収1000万円、車が好きだけど、大衆車はチョット・・・とお考えの人。もう一つのターゲット像は20代の若者で年収600万円、走りとデザインに共感した人だそうです。
名車EK9シビックタイプRが200万円台で買えたときのことを考えると、すっかり高級車になってしまいました。ホンダ側も往年のホンダファンが高価格に戸惑っていることを知っており、かつてのシビックの先入観を払拭する努力をしていかなければ・・・と思っているそうです。
② 年内のオーダーは残クレ1.9%

ホンダの販売戦略として「1台でも多く走らせて話題喚起を図りたい」という思いがあるらしく、それを実現するために残価設定クレジットを導入するようです。残クレ設定をすることで価格のハードルを下げて多くの人に乗ってもらうことが狙い。(タイプRは適応外)
乗ってみたいけどお金が・・という人には大きなポイント。12月のオーダーまでは残クレ1.9%をやるようです。
③ 【ショック!】値引きを最小化・・・
新型シビックはあまり値引きをしない販売方針のようです。ホンダはシビックで「核となるホンダファンを獲得」する考えで、ブランド価値を向上させようとしています。「こだわった車を作るメーカー」として世の中に印象づけたいようですね。
上記でも紹介しましたが、シビックのターゲットユーザーは「本物、良いものを理解できる人・価格や性能だけではないホンダならではの価値に響く人」なので変に安売りしてお得感は出さないみたいです。
値引きはしない代わりに、残クレ設定をするということですね。
3【まとめ】ホンダはシビックを安売りしない。『本物志向』向けの車としてブランドイメージを高める車と決めた
- セダン 265万円
- ハッチバック 280万円
- タイプR 450万円
シビックのスタート価格はセダンの約265万円から。従来のシビックに比べて価格が大きくUPしました。これまで大衆車として多くの人に親しまれてきただけでに、往年のファンの方には少しショックかもしれません。
ホンダはシビックを「ブランド価値を向上するための車」として位置づけ、安売りする気もなく、本物志向の方へ向けた車と考えています。価格が高いことや値引きが少ないことはショックですが、その分、本気の車とも捉えることができます。
誰でも乗れる価格帯ではなくなってしまいましたが、オーナーになれたら「どうだ、俺のシビックかっこいいだろう~」なんて気分で優越感に浸りながらドライブできるかもしれませんね。
それでは今回はこのへんで・・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
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