フォルクスワーゲンの代名詞的車のニュービートルは故障が多いという話しを聞きます。
可愛いらしさとモダンさを併せ持つニュービートルが気になる人も多いと思いますが、故障は維持費にも関わってくるので購入前には是非知っておきたいところです。
また実燃費もそこまで良くないという噂ですがどれほどのものかチェックしてみました。
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ニュービートルは故障多数?
故障が多発しているのは事実ですが、ほとんどが古めのビートルで起こっています。(なおかつ走行距離が多いもの)比較的新しいビートルではあまり見られません。
どのような故障例があるのかをご紹介します。
窓が落ちる
窓が突然ストンと落ちます。これはビートルでは定番の故障と言われていて旧型では頻繁に発生します。
一度起こり始めると、修理しても再発するようになります。
警告灯等がなぜか点灯する
運転などしていて特に違和感を感じないものの、突然警告灯などが点灯することがあります。ディーラーに持ち込むと機械類の故障やコンピュータの異常が見つかったりします。
AT滑り
AT滑りは特に走行距離多めの旧型ビートルで発生例が多いようです。AT交換が必要になった場合50万円以上かかることもあります。
新型車や高年式はある程度安心、中古車や旧型は注意が必要。
引用元 http://minkara.carview.co.jp/
新型のニュービートルであれば故障に対する耐久性はかなり上がっていますが、中古車を買う場合は注意が必要です。走行距離や年式によっては、故障をある程度覚悟して乗る必要があります。
でも必ずしも故障するわけではありません。故障が多いのは事実ですが、全然問題なく乗れている人もいます。メンテナンス、当たりハズレなどの個体差、使用環境によって変わってきます。
もし不安であれば中古車の中でも、できるだけ高年式のものや走行距離が少ないものを買うことをオススメします。
故障時やメンテナンスなどで維持費がかさみやすい
維持費がかかるといわれますが、実は故障以外にもお金がかかるのがその理由です。
ニュービートルに限らず、外車全般は維持するのにお金がかかります。それは故障したときの部品代や消耗品の部品代が日本車より割高だからです。
故障が起きなかったとしても普段のメンテナンス代にお金がかかるんですね。そしてそのメンテナンスを怠ると故障に発展してさらに費用がかかるので、維持費がかかります。
このように外車は故障発生しなくても維持するために日本車よりもお金がかかります。維持費がかかるというのは本当のこと。
でも維持費がかかるけど乗っていたいのが外車の魅力なんですよね。
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実燃費は10km/L前後って本当??
ニュービートルの実燃費は街乗りで6~10km/L、高速道路では15km/Lまで見られました。
乗り方や車の年式によっても燃費が変わってきますが、平均すると10km/L前後くらいになります。ある程度燃費を意識した走行をしないと10km/Lを切ると思われます。
また、燃料がハイオクなので燃料代もかさみます。燃費があまりよくない上に燃料がハイオクなので維持費がかかりますね。
同じフォルクスワーゲンのゴルフは街乗り燃費で10~15km/L、高速道路では20km/Lという事例もあります。購入時に燃費も重視したいならゴルフとかのほうがいいかもしれません。
ちなみに同じオシャレ車のミニクーパーの燃費は・・・
ニュービートルとはオシャレの方向性が違いますが、同じオシャレ車のミニクーパーは街乗り実燃費で10~13km/L、高速道路では15km/L以上が見られました。ディーゼルエンジンモデルであれば、さらに燃費も加速力も伸びます・・・
ミニクーパーの評価と燃費は?試乗してみたら良くてビックリした!!
ミニクーパーとニュービートルの燃費性能を比べたらミニクーパーの勝ちです。
まとめ
- 窓のずり落ち、警告灯の点灯、AT滑りなどの故障が見られる
- 故障は旧年式や走行距離が多いニュービートルに頻発している
- 新型のニュービートルは故障に対する耐久性が格段に向上している
- ニュービートルの実燃費は街乗りで6~10km/L、高速道路で最高15km/Lまで見られた
- ミニクーパーとニュービートルの燃費を比べた場合、ミニクーパーのほうが燃費が良い
ニュービートルは日本車にくらべて維持費がかかりますが、唯一無二のデザインに惚れた人なら乗る価値があります。ニュービートルに乗っている人は、故障が多くてもデザインに惚れて満足している人がほとんどです。
ニュービートルの可愛らしくてモダンなデザインは、維持費がかかると分かっていても乗りたくさせられます。
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