マトリクスLEDヘッドライトを使用しているメーカーといえば真っ先に思いつくのはアウディですね。新型A4に搭載されているヘッドライトはめちゃくちゃカッコイイです。
マトリクスLEDヘッドライトとは、どんなことを指してどんな意味があるのでしょうか?
マトリクスLEDヘッドライトの意味や、アウディの他にも用いているメーカーはあるのか調べていきます。
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マトリクスLEDヘッドライトの意味とは?
マトリクスLEDヘッドライトについての定義は決まっていないようですが、どのようなものなのかをリストアップしていきます。
- LEDヘッドライトを使用し高輝度な明かりを手に入れる
- LEDハイビームが多数で独立している
- ハイビームが多数独立しているので、ハイビーム時に対向車や前方を走る車の部分をロービームに切り替えることが出来る
- 両方のヘッドライトに数十のLEDがマトリックス状に配置されている
- オプション装備のナイトビジョンアシスタントを連携すると、前方に歩行者を確認したときに警告のためLEDが3回点滅する
- MMIナビゲーションの予測ルートデータを使い、ステアリングを回す前から曲がる方向を照らす
調べてみたところ、通常のライトとこのような違いがあることがわかりました。
アウディのマトリクスLEDヘッドライトって中を見ると複数の照射部が内蔵されていますが、その照射部が前方の車などを感知してその部分をロービーム切り替えするんだそうです。
つまりハイビームで走行しているのに前方に車がいる部分だけはロービームに自動切り替えされるということです。とてつもなくハイテクな機能です。
LEDというのは以前までは「眩しいけど道路を照らすには全然明るさが足りない」と言われ、単なるドレスアップ目的で使用されていたのですが時代が変わりましたね。
今やLEDの技術が発達したことでヘッドライトのデザイン自由度が上がり、カッコイイデザインのものが増えました。その上ハイビーム時には複数の照射部がロービームとハイビームを自動で使い分けるんですから至れりつくせりですね。
ちなみにマトリクスの意味を調べたら
マトリクスとは、母体、基盤、原盤、鋳型、(数学の)行列、などの意味を持つ英単語。 ITの分野では、数学用語の「行列」の意味で用いられることが多い。 要素が縦横に格子状に規則正しく並んでいる構造のことで、横の並びを行、縦の並びを列という。
とありました。
なるほど、LEDが複数埋め込まれた照射部がマトリクス状に配置されているからマトリクスLEDヘッドライトというワケか。カッコイイネーミングですね。
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マトリクスLEDヘッドライトを用いてるメーカーはアウティだけ?
マトリクスLEDヘッドライトを用いているのはアウディだけです。
ですがベンツやBMWでも同じ可変照射機能のヘッドライト技術があります。ベンツでは「マルチビームLED」BMWでは「アダプティブLEDヘッドライト」と呼ばれています。
ネーミングは違えど可変照射機能であることは同じのようです。
主に外車がLEDを先駆けて使っていますが国産メーカーではマツダやレクサスが取り入れています。日本車もどんどん取り入れてきているということですね。
こういうライト系の先進技術はアウディが強いですよね。デザインもそうですが技術が一歩先を行っています。日本車が欧州車に追いつけない理由はこういうところにもありそうです。
まとめ
・マトリクスLEDヘッドライトは、LEDが埋め込まれた照射部がヘッドライト内に複数独立して設置されています。その複数の照射部が前方の車のいる部分をロービームで照らし、それ以外の部分をハイビームで照らすという技術です。
・照射部がマトリクス形状に配置されていることからマトリクスLEDヘッドライトというネーミングになったと思われます。
・マトリクスLEDヘッドライトはアウディ独自の技術です。ですが同じような可変照射機能はベンツやBMWにもあり、違う名称で呼ばれています。
他にもアウディに関連する記事がありますのでよければ御覧ください
→ アウディやスバルは雪道に強い車!雪道運転に強い理由とは?!
→ アウディA4クワトロ新型S-line試乗!乗り心地も加速もスゴかった!
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