一括査定サイトは年々どんどん増えています。どの査定サイトも特徴があり魅力的です。しかし、ただ査定サイトを使うだけでは愛車を最高額で売却できません。
車を高く査定してもらうには自分の車に合った査定サイトを使うのがコツです。この記事では査定に関する基礎知識をわかりやすく解説していきます。
車査定額の比較だけでなく、査定サイトも比較が必要
現在、車査定サイトを使う人が増えてきています。徐々にですが世間に浸透し「査定サイトを使ったほうがオトク」という認識が広まりつつあるようです。
最近では複数の査定サイトを利用し、査定額を比較して売却するという、「査定サイトの複数使い」をする人も増えてきました。
でも査定額の比較をする前に大切なことがあります・・・それは査定サイトの比較をすること。
どういうことかというと、どの査定サイトを使うかによって車の買取額が大きく違ってくるのです。同じ車でも、査定サイト次第で買取額が大きく違うことも・・・
愛車の売却で損をしているかも?
自分の愛車の売却額が、最大限高く売れる方法を利用した場合と比べて、どれだけ安く売ってしまったか分からない人が多いです。
自分では「よし高値で売却できたぞ~」と思っても損失している可能性があり、しかもどれだけ損失を出しているのか自覚が無いケースがよく見られます。
そうならないためにも査定サイトの比較をして、自分に合った査定サイトで売却するのがベストなのです。
査定の初歩 『下取り』・『買い取り』・『一括査定サイト』とは
よく耳にする下取り・買い取り・一括査定サイトをそれぞれ解説します。
※下取りや買い取りは「単独査定」とも言われます
下取り
下取りは多くの人が知っていると思います。お車を購入するときに購入代金の一部に充てて、ディーラーさんに引き渡す方法ですよね。
ちなみにお車を売却するときに、日本人の8割が下取りに出していると言われています。
買い取り
買い取りとは、愛車を買取業者さんに売却して現金に替えることです。街の中古買取屋さんを一軒一軒訪ねて査定額を聞いて、高い買取額を提示した業者さんに売却します。
ちょっと大変かも・・・
一括査定サイト
一括査定サイトとは、数分の手間で複数の中古買取屋さんに査定をお願いできる便利なシステムです。
先ほど紹介した買い取りのように街の中古買取屋さん一軒一軒に出向かなくても、ネットを使って複数の買い取り業者さんに一気に査定をお願いできます。
「買い取り」の超便利版と言っても過言ではないです。
しかも複数の優良買取専門店の見積もりを競わせることができるので、愛車を一番高く売れる方法として認知されています。
どの査定方法がベスト?
クルマを査定するときは先程解説した、下取り・買い取り・一括査定サイトのどれかを利用することになります。
その中で一番高い査定額を引き出せるのは、間違いなく一括査定サイトでしょう。買取業者さん同士で査定額を競わせることが出来ますので、一番高い買取額を期待できます。
ではクルマの一括査定はどれくらいの価格で愛車を買い取ってくれるのか・・・その相場は次のサイトを見ることで大体分かります。
相場が分かったら、次の問題は「どの一括査定サイトを使えば一番高い買取額を引き出せるか」です。一括査定サイトを比較して、自分に一番合った一括査定を利用しましょう。
そもそも車の一括査定サイトってなんで高価買取してもらえるの??
よく聞く一括査定サイトですが、どうして高価買取してもらえるのでしょうか??その仕組を簡単にご説明していきます。
買取業者さん同士で競争が発生「多少高額でも売ってほしい」
一括査定サイトを通じ、車査定の申込みを受けた買取専門店は、この査定依頼が一括査定サイトからの申込みであることが分かっています。
そうすると査定をお願いされた業者は、これから買取業者同士で競争が始まるので、自分のお店で売却してもらおうと、通常よりも高い買取額を提示します。
買取業者さんからすれば、車を仕入れるチャンスであり、他社さんに車を奪われたくないという気持ちが働いています。
この不景気の中、車を仕入れるチャンスが到来したら、目の色を変えて必死になります。それで一括査定の場合は、通常の来店客の場合よりも、高い買取額を提示してもらいやすくなるのです。

通常の買取では競争の必要が無い、つまり・・・
さきほどの解説を読んでもらえれば察しがつくと思いますが、買取業者さんに直接足を運ぶ通常の買取では、買い取り業者同士の競争が無いので、普通の買取価格を提示されます。
通常来店のお客様だと、競争しなくても車を仕入れられるチャンスなので、価格を多めに出す必要が無いのはおわかりいただけると思います。
もし同じ買取業者さんに買い取りをお願いするとしても、通常来店でお願いするのと、競争が発生する一括査定を通じてお願いするのでは、引き出せる買取価格が大幅に変わってくるんですね。