車のマフラー交換の工賃(費用)は?メリット・効果・燃費の変化などもまとめてみた!

車の排気、消音器の役割をしているマフラーですが、純正だと見た目がダサかったり、音に満足いかなくて交換したくなることもありますよね?

見た目だけのドレスアップでマフラーカッターを選ぶ方もいます。

もしあなたの車の性能にマッチングしたマフラーを付けたらどうなるでしょう?

車の性能をアップさせる一番簡単なチューニングパーツかもしれません。

今回はそのマフラーの交換工賃やメリット、燃費などについてリサーチしてみました。

 

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車のマフラー交換の工賃(費用)は実際どれくらいかかる?

店によってまちまちなのですが、大体これくらいかかりますよという目安を記載させていただきます。

  • ディーラーで交換する 5000円~6000円
  • その他の車屋さん 1時間6000円前後です。
  • オートバックスやイエローハットで5000円~

ちなみにこちらは最低作業価格のため、持ち込みの場合補償も受けられないのと、工賃は通常の1.5倍から2倍ほどかかるとの情報がありました。

 

自分で交換しちゃう人もいます

作業しようと思えば、自分でも交換は出来るのですが、車体に押しつぶされたりしたらあなたの命が危ういです。

ジャッキもあって、ウマもあればある程度のことはできますが、無理はしないように!

ようするに、車体の下側をいじるため、車を持ち上げた状態を維持できるのであれば交換はできます。

そこまで専用とした工具もないので、ジャッキ、ウマ、レンチ、スパナの用意があれば取り外し、取り付けができます。

その際にジャッキアップしたまま作業を行うと、ジャッキが外れた際、車に押しつぶされる可能性がありますので、しっかり土台を作ってあげることが安全に作業するコツです。

例えば、片輪だけ縁石等にあげてしまうとか、ブロックを用意してそこに車を乗せてしまうとか。

ピットがある場所であれば、下側に潜れたり、車をリフトアップできるため、作業自体は難しくないという点が、工賃にも影響しております。

 

 

車をぶつけたりして、マフラー取付部に歪みがあると工賃が増える可能性があります

5000円ぐらいと先ほどお伝えしたところですが、あなたはバックで駐車する際にマフラーぶつけたことはありますか?

意外なことに、マフラーは数か所止まっているだけで、あとはゴムブッシュにつるしているだけ。

ぶつけたりすると簡単にへこんだり、ゆがんだり、穴が開いたり。

交換の際に歪みがあると取り付け部分と穴が合わず時間がかかり工賃が増額する可能性が。

ちなみに、吊るしているゴムブッシュですが、強化ブッシュを使用することにより、タイコの位置を少しあげることができます。車高の一番低い部分がマフラーのタイコ部分とかの場合は、車体上面への引っ張りでマフラー全体を底上げできます。

つける際は少し無理矢理なのですが、吊っているのか、引っ張っているのかの違いですね。

あと、強化ブッシュ自体が振動を抑えてくれるので、マフラーの振動が気になりません。交換する際は是非。マフラーと比べたら高いものではないですし、変える際には一緒に変えちゃいましょう。

 

 

マフラーはどこで買う?取り付けはどこで?

ネットで購入しても大丈夫。

基本的な取り付け作業などはどこでもやっていただけるでしょう。

マフラー本体を安く手に入れることができるのであれば、持ち込み工賃が少し高くても総額では安くなります。

ただ、補償内容がなかったり、パーツが揃っていない場合行っていただけない場合も。

新品で買う場合は、店舗で購入し、取り付けてもらった方が補償もされるので、トータルで見ると安く済む場合も。

購入する前に相談すると、ネットより安く手に入る可能性もあるので、事前に連絡しておくとスマート。

そして、新品以外だと気になるのが付属品。

マフラー同士をつなぐ部分にガスケットと呼ばれる排気が漏れないようにするシール材があります。

中古品を買う際にはディーラー等で前もって購入し、用意しておくといいでしょう。

これをしないと排気漏れということになるので、音が大きくなったり、漏れた分トルクがでなかったりします。

 

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マフラー交換のメリット

  • 軽量化
  • パワーアップ
  • 音色の変化

軽量化

マフラーの純正品は、ほぼ鉄でできていますが、社外品はチタンやステン等。

この重量の差は一目瞭然。そして価格も一目瞭然ということで、予算と相談しましょう。

なかなか車で体験できないのでインパクトはないかも知れませんが、バイクのマフラーを軽量化した際は、こんなにも違うものかと実感できるぐらいの重量の変化があります。

パワーアップ

ターボ車、特に80~90年代の車には顕著に効果が表れます。

自主規制値の280psを超えないよう、3リッターエンジンのターボ車であってもその馬力を抑える作りになっていました。

マフラーの抜けを悪くし、抑え込んでた時代がありました。

そのため、マフラーを変えるだけで簡単に20psも馬力が上がるぐらい。

ただ、現在の車はバランス重視で作られているため、マフラーを変えたからといって昔みたいに20psあがるような顕著な変化が現れるとは言えません。

あなたがお乗りの車と相談してみましょう。

音色の変化

マフラー交換で一番体感できるのがエキゾーストサウンド。

好みのサウンドもありますので、ノーマルから一新したい!という場合は交換するマフラーの音色がマフラー販売サイトに載ってる場合がありますので是非お気に入りの音色を探してみましょう。

 

 

マフラー交換のデメリット

  • 音量アップ
  • 費用がかかる

経年劣化すると車検通らなくなるかも…

車検対応マフラーでないと、車検に通らない可能性が。

そして車検対応マフラーだとしても、経年劣化で音は大きくなります。

マフラーを交換する際はその辺も入念に調べておかないと、車検のたびに純正マフラーが必要になるかもしれません。

あなたの愛車に合うもの、あなたの意向に合うものがきっとあると思います。

それは同じエンジン系統で作っていたり、同じ車両で作っていたり様々ですが、自分の車を検索かけることにより、口コミサイトもありますし、評判も書いてあります。

得意としているものも各社違うため、あなたにあったマフラーメーカーを比較検討しましょう。

ちなみに、車高が低い車の場合は、マフラー形状が車体にフィーリングするマフラーをオススメします。

フロアに沿わない部分が出てくると、マフラーのタイコ部分や、曲がり角が最低地上高以下になる場合があります。

それでもお気に入りのマフラーが見つからない場合は、ワンオフで作ることもできるので、見つからないからといってあきらめる必要はありません。

もちろんワンオフで作る場合予算は増えますし、パワーアップする要素、効率等を考えてくれるメーカーで作ってもらうことがあなたの愛車のためにも良いでしょう。

 

 

燃費は悪くなるっていうけど実際どうなの?

高速回転時の燃費は良くなるが、低速トルクが失われるため、街乗りでは燃費は悪化する

これが思いのほか難しいところなのですが、基本的に抜けが良くなると低速トルクが薄くなります

かといって燃費が悪くなるのかというと、今までの運転と違い、エンジンを回して乗ることにより燃費がよくなります。

ただ、エンジンを回して乗るにはミッション車であれば自発的に高回転で回せるのに対し、オートマ車では自分で回転数を選んで乗ることができないため、燃費の悪化を招く結果に。

低速のトルクがなくなるのに、今までのようなエコ運転を心がけていると一番パワーが出ないところでエンジンを動かすため、効率が悪いという点があげられます。

自分が以前180SXに乗っていたときのコト

私は日産180sxに乗っておりましたが、基本的にエンジン回転数4000ぐらいでシフトチェンジしてました。

それ以下だとあまり進まない点、もっさりしてターボ車なのにカブるイメージです。

ただ、燃費はなぜか12km/Lを叩き出すという当時の車としては立派な燃費でした。

オートマ車でそこまで回して街乗りしている車は見かけませんよね?

車の性能にあったマフラー、吸排気設定を行わないと、燃費の悪化は防げません。

 

 

まとめ

  • 工賃だけで考えると意外に安く5000円ぐらい。
  • やろうと思えば自分でもできるが、危険も伴う。
  • 軽量化によりパワーアップするが、マフラー性能でもパワーアップする。
  • ただし、軽自動車などの出力の低いエンジンの場合、マフラー交換だけだと実感は得られないかも。
  • 変えるマフラーによって車検に通らない場合があるので要注意!
  • 燃費に関してはエンジン出力、吸排気を理解して運転すると燃費はあがる!

いかがでしたでしょうか?

あまりデメリットのないマフラー交換。

乗り方次第では燃費もアップしますし、古いターボ車なら尚更。

自主規制当時のGT-Rなど、マフラー変えるだけで馬力アップですからね。

純正の良さはバランスですが、チューンアップもバランスさえ取れればスポーツカー並みに走れちゃいます。

これからの季節、人も車もマフラーでオシャレしちゃいましょう。

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