車の買取とは?【愛車の売却額はどの方法を選択するかで大きく変わる】

車の下取りや買取・・・よく聞く言葉ですが、それがどういうことかちゃんと理解できている人は意外と少ないものです。今回は「買取」とはどういうことなのかについて解説していきます。

 

車の買取とは??

下取りと買取、どちらも愛車をお金に変えて売却することですが、実は大きな違いがあります。下取りは車を購入するときに販売店に売却することを言い、買取は買取専門店に売却することを言います。

よく聞く「査定」という言葉がありますが、査定とは売却する車に値段をつけることです。その値段を「査定額」と呼びます。一般的に「査定額」は買取専門店が車に価格を付ける行為を指しています。

下取りは車を購入するときに、購入資金の一部として充てられるため、現金化されることはありません。逆に買取の場合は査定額が現金化されて、あなたの元に入ります(振込など方法は様々)

 

「一括査定」の登場で、買取の様相が変わってきた

これまで車の買取は、街の買取店に足を運んで査定してもらうのが一般的でした。しかし2010年くらいからでしょうか・・・インターネットを使った「一括査定」のシステムが徐々に浸透しはじめ、現在では買取するときに、一括査定を使うのがスタンダードになりつつあります。

従来の買取は、1つの「査定」行為に「1つの査定額」でしたが、現在では1つの「査定」行為から「複数の査定額」を得られるようになりました。一括査定が浸透しはじめたことで買取の様相が変わってきています。

このように買取の様相が変わってきたのには、「愛車をできるだけ高い査定額で売却したい」というオーナーの願いが背景にあります。査定額は、多くの買取業者で競ってもらったほうが高くなるのは当然のことです。

これまでは「査定額を競わせる」ということは考えられなかったことですが、インターネットが普及したことで可能になりました。便利なインターネットを使った一括査定システムが誕生したことで、愛車の売却額を飛躍的に高めることができるようになったのです。

つまり愛車を売却するときは

  1. 下取り(ディーラーさんに売却)
  2. 買い取り(買取屋さんに直接足を運んで査定してもらう)
  3. 一括査定(ネットで査定を依頼し、査定額を競わせる)

この3つの方法から選ぶことになります。

したがって現在は、「買取」とは、従来の買取り一括査定を使った買い取りの両方を含めて使われる用語になっています。その他にも「買取」は、中古車買取や自動車買取とも呼ばれます。

 

どの売却方法を選ぶかであなたの未来は大きく変わる

愛車を売却するときに下取り・買取・一括査定のどの方法を選択するかであなたの未来は大きく変わります。

愛車の売却という行為は人生において3,4回、もしくは多い人だと10回以上行うと思います。その一回ごとに愛車を最高額で売却できていたら、3,4回と積み重ねていったときにはものすごい金額をトクしていることになります。

その金額は100万円以上を簡単に超えると思いますが、その分のお金があったら何ができるでしょうか?次に車を買うときに出費を抑えて購入できるほかにも、たくさんの使いみちがありますよね。

ですから、愛車を売却するときには、どの方法を選択すればできるだけ高い金額で売却できるのかを知っておかなければいけません。知っているか知らないかで売却額は大きく変わってきます。

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2017.02.10