アメ車の代表選手、ジープラングラー。角ばった独特のスタイリングにタフな走行性能でファンが多い車です。近年はSUV人気ということもあり、若い人でもジープに憧れる人が増えてきましたね。
そんな人気のジープですが、気になるのは故障・・・「外車は故障が多い」と言いますし、故障多発でお金がかかってしまっては維持が大変です。
故障が気になって購入に踏み切れない・・・という人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はジープラングラーの故障について調べてみたいと思います。故障は多い車種かどうか、ジャッジしていきます。
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ジープ ラングラーは故障しやすいのか?
WEBでラングラーの故障について入念にチェックしてみました。すると分かってきたのは意外な答えでした・・・
現行型は故障が全然少ない!

調べた結果、現行のJK型ラングラーは故障がかなり少ないことが分かりました。もちろん「少ない」だけで故障することはあります、ゼロではありません。
でもキチンとしたメンテナンスや消耗品交換を行っていれば、滅多に故障しないようです。(このことに関しては文末らへんで)
外車といえば故障しやすいというのが定説で、しかもアメ車はその中でも特に故障しやすいと思っていたので、意外な結果でした。
なんかこうアメリカ人の気質として、良くも悪くも(この場合は悪いけど)いい加減なところがある気がしていたのですが、そんなことはないようです。
旧型ラングラーは故障が多い

故障は初代YJ型、二代目TJ型に多いようです。TJ型でもそれなりに故障が起きていましたが、YJ型ではさらに故障率が高まるのだとか。
例を挙げると・・・
- さっきまで普通に走れていたのに突然エンスト
- 朝にエンジンがかからない
- エアコンが使えなくなる(修理費10万円以上)
- ナビやウインカーが作動しなくなる
等など、様々起きていたようです。
中でも特に、エンジンがかからなくなったとか、エンストするという事例が多く見られ、道路の途中で立ち往生してしまったり、家に帰れなくなったなどのトラブルがあったみたいです。
原因はコンピュータのようですが、載せ替えなどの対応をしないと何度も同じような故障を引き起こしてしまうようですね。ただし、コンピュータ載せ替え後は快調になったとの意見もあります。
故障が頻発した人は
現在、購入したディーラーにて点検中なのですが、はっきりいってもう怖くて乗れません。どうしたらよいものか、本当に困ってます。
ラングラーはタフさが売りなのに、動かないってどういうこと
今でも人通りの少ない山に入る時や、レジャーに出かける時は、頭をよぎりますね。
と言っていました。
旧型ラングラーに乗るなら「故障は付き物」と思っておく
ラングラーの故障経験者の中には「外車には故障がつきもの」と、腹をくくっている人も多く、ある程度故障があることも想定に入れて乗っている人が多かったです。
これらのトラブルはいずれも旧型のラングラーに見られており、現行型では発生しておりません。
もしこれから旧型のラングラーを購入予定の方は、「トラブルが発生する可能性もある」と思っておいたほうが良いかもしれないですね。
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故障が心配な人は、迷わず現行型をチョイス
これまでの解説でYJ型とTJ型に故障が多いのは分かって頂けたと思います。故障が心配な人は現行型(JK型)のラングラーをチョイスするべきでしょう。
YJ型もTJ型も昔ならではの「味」があり素敵ですが、故障率では現行型ラングラーには敵いません。YJとTJ型は中古購入になるので購入費用は安いかも知れませんが、購入後に高くつくかもしれないです。
TJ型とJK型ではメカニズムが違う
旧型のラングラーは普通の道路を走るよりも、どちらかというとオフロードを走るための車です。逆にJK型は普通の道路を走るために作られた車。
JK型は道路を快適に走れるように、以前までは無かった新しいメカニズムが多数投入されています。旧型よりも電子部品が増え、コンピューターが車両を制御するようになりました。
そのため、車両のトラブルはコンピューターで判断でき、大きな故障につながることも減ったようです。
維持していく上で「消耗品」の交換が絶対必要になる
ここでお話するのは故障ではなく「消耗品交換」の話しです。
ジープラングラーを長く維持していく上で、定期的に消耗部品の交換が必要になります。国産車に比べて消耗する度合いが早いので、放っておくとトラブルの種になることもあります。
どんな部品の交換が必要かというと
- ブレーキマスターシリンダー
- ウォーターポンプ
- インマニホールドのガスケット
- ゴム製パッキン
- エンジンオイル
等などです。
これらはジープのトラブルを未然に防ぐために必要な、基本の消耗品交換になります。これらの消耗品を定期的に交換し、点検整備を行っていれば故障はかなり起きにくいとのこと。
ジープに限らず、外車は国産車に比べて、消耗品の交換サイクルが早いです。部品代金も国産車の数割増しですから消耗品交換の度に少しお金がかかります・・・
でも逆に言えば、キチンとしたメンテナンスさえ行っていれば現行型ジープは故障しにくいので、特別お金がかかることはなさそうです。
意外と維持できそうですよね。
まとめ
- TJ型、YJ型ラングラーは故障が多い
- 突然エンストしたり、エアコンがかからなくなったりする
- 現行型(JK型)は故障がかなり少ない
- 定期的なメンテナンス・消耗品交換を行っていれば、故障することはほとんど無い
- アンリミテッドも故障しにくい
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ラングラーは私が想像していたよりも、故障が少ない車でした。特に現行型ラングラーの故障例はほとんど見当たらず、故障が少ない部類に入ると言っても過言ではありません。
「故障で維持が大変だ」と思っていた人には朗報かと思います。故障が心配で購入に踏み切れなかった人にもオススメできる車です。
国産車と比べて消耗品交換にお金がかかりますが、ジープに乗れることの魅力を考えたら許容範囲内だと思います。故障が心配な人はJK型のラングラーをセレクトしましょう。
それでは今回はこの辺で・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん、良いカーライフを♪
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