外車のエンブレム一覧!高級外車エンブレムの逸話や由来が面白い!

日本車のエンブレムはメーカー名がエンブレムになっているものがほとんどなので、見れば「ああこのメーカーね」とすぐ分かるのですが、外車のエンブレムはパッと見ではわからないものも多いです。

そこで外車のエンブレムを一覧にしてまとめてみました。(超マイナー外車は省いています)

中でも高級外車のエンブレムは個性的なものが多く、馬やサソリ、ライオンなどのモチーフが使われていることもあります。

外車のエンブレムにはどんなものがあるのかをチェックしてみましょう!

 

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外車のエンブレム一覧!まずは韓国から

ヒュンダイ(現代自動車)

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引用元 https://matome.naver.jp

韓国の最王手自動車メーカー。HYUNDAIの頭文字であるHと地球をイメージした楕円をデザインしています。Hのデザインが斜めになっているのはスピード感や躍動感を現すためです。

「ジェネシス」という韓国を代表する車がありますが、日本車にくらべてあまりにも遅いと話題になっています。日本でヒュンダイを見かけることはほぼ無いでしょう。

 

起亜自動車

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引用元 http://shuminoblog.blogspot.jp/

ヒュンダイの傘下にある韓国第二位の自動車メーカー「キア」。起亜とは「アジアからの躍進」を意味しています。ヒュンダイ同様、日本で見かけることはまず無いと思います。

 

アメリカの車メーカー

GM(ゼネラル・モーターズ)

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引用元 http://frequ2156.blog.fc2.com/

アメリカの三大自動車メーカーの1つ。

 

シボレー

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引用元 http://carbic-town.com/

シボレーの社長が蝶ネクタイを見て「これだ!」とひらめき、それがエンブレムになりました。まさかの蝶ネクタイがモチーフ。

カマロやコルベットが日本でも人気です。軽自動車みたいなのもよく見かけますね。

 

フォード

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引用元 http://caybox.blog.shinobi.jp/

フォード初のチーフエンジニアがデザインしたと言われています。1928年頃からずーっとこのデザインです。マスタングとかが人気ですね。

 

HUMMER

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引用元 http://blog.sina.com.cn/

街中でよく見かける軍用車みたいなでかい車が特徴です。

 

Jeep

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引用元 https://matome.naver.jp

名前の由来はいくつかの説があり、その中でもアメリカ軍の偵察車「ジェネラル・パーパス」を早口で発音してジープになったという説が有力。第二次世界大戦で活躍した車です。

 

ダッジ

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引用元 http://a-carparts.jp/

ラムがモチーフです。1950年代から逞しいイメージになっていき、1990年ころから今のエンブレムになりました。

 

テスラ

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引用元 http://ponsoku.doorblog.jp/

テスラのTをイメージしたデザインです。電気自動車や自動運転の先駆け的存在。

 

キャデラック

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引用元 http://jp.autoblog.com/

デトロイトの街を開いたフランスの探検家「アントワーヌ・ドラ・モス・キャデラック」。キャデラックに敬意を表して、名前が付けられました。キャデラックの家の紋章をアレンジしたデザインになっています。

 

イギリス車

アストンマーチン

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引用元 http://minkara.carview.co.jp/

英国の村アストンクリントンと創業者のライオネル・マーティンの名前を組み合わせたことに由来します。エンブレムはエジプトのコガネムシ種のスカラベのハネをモチーフにしたといわれています。

イギリスの超高級車。

 

ジャガー

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引用元 http://carbic-town.com/

エンブレムデザインどおり、ジャガーという動物がモチーフになっています。スピード感、スマートさ、スタイルの良さが相応しいとされ採用されました。

最近、日本でもちょっとずつ人気が出始めています。

 

MINI

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引用元 http://www2.enekoshop.jp/

ミニクーパーについていたウイング部分をイメージして、このデザインとなりました。日本でも大人気の車ですよね。

 

ランドローバー

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引用元 http://uuroncha.air-nifty.com/

ランドローバーは世界で唯一の4WD専門メーカーです。社名の意味はROVER(走り回る)に大地(LAN)を組み合わせたものです。自然と大地を「シッカリ優しく走る」のがポリシーです。

ジープ同様、日本でも見かけますよね。レンジローバーが有名です。

 

ロータス

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引用元 rakuten.co.jp

ロータスは植物の「蓮」を意味していて、エンブレムも蓮をモチーフにしています。軽量の高級スポーツカーを作っていて、日本にも根強いファンが多いです。エリーゼが有名ですね。

 

ロールスロイス

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引用元 http://ninada.blog.fc2.com/

技術者のフレデリック・ロイスとビジネスマンのチャールズ・ロールスの名前を合わせて命名されました。2人の頭文字のRをとってエンブレムのデザインとなりました。

イギリスの超高級車。

 

ドイツ車のエンブレム

アウディ

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引用元 http://uuroncha.air-nifty.com/

4つの丸が連なっているデザインはフォーシルバーリングスと呼ばれていて、4社の独立したメーカーが団結した歴史を表しています。

ホルヒ、ヴァンダラー、DKW、アウディの4社が共同体となっています。オリンピックマークではありません。

 

フォルクスワーゲン

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引用元 http://www.pkup.jp/

VWのVとWを上下に合わせたものがモチーフになっています。大衆のための車として生まれ、今では世界の大衆車として知られるようになりました(安くはないけど)フォルクスワーゲンとは「国民の車」という意味です。

 

ポルシェ

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引用元 http://blogs.yahoo.co.jp/

エンブレムは2つの勲章を組み合わせたものです。外側の模様はバーデンベルテンベルグ州の紋章、中央の馬はドイツ・シュツットガルト市の紋章です。シュツットガルトは日本語に訳すると「馬の園」という意味になります。

世界最高峰のスポーツカーを生み出すメーカーに相応しいエンブレムですね。

 

マクラーレン

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引用元 http://jp.autoblog.com/

速さ、流れるような動きをイメージしています。フェラーリやランボルギーニに並ぶくらいの超高級外車なのでなかなか目にすることはありませんが、日本でもちょっとずつ浸透してきています。

スーパーカーなのに乗り心地が優れているのがとても魅力、しかも速い。

 

BMW

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引用元 http://www.e-ami.co.jp/

一般的には飛行機のプロペラをモチーフにしていると言われていますが、実はちょっと違います。BMWの前身であるRapp Motorのエンブレムに、バーバリア州の州旗である白と水色を配置したのがエンブレムデザインの由来と言われています。

MINIの親会社。

 

ベンツ

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引用元 http://alisar.eu/

スリーポインテッドスターを呼ばれ、星の頂点がそれぞれ陸・海・空の頂点を意味しています。高級車の代名詞といえばベンツですよね。

 

イタリア車のエンブレム

FIAT

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引用元 http://minkara.carview.co.jp/

フィアットの由来はFABBRICA・ITALIANA・AUTOMOBILI・TORINOの頭文字をとったもので、「イタリア・トリノの自動車工場」という意味になります。

2007年から現在のエンブレムになり、過去に使われていたシールドがモチーフになっています。エンブレムに込められた意味は「これまでの歴史に敬意を払いながら、未来へ向かって進化し続ける」です。

サソリのエンブレムが特徴的なアバルト(ABARTH)は創業者のカルロ・アバルトの名前が由来です。アバルトはフィアット車などをベースに改良し、レースシーンで有名でした。

最近発売されたアバルトスパイダーはマツダのロードスターがベース車になっています。

 

フェラーリ

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引用元 http://www.gvb.com/

フェラーリの跳ね馬のデザインモチーフは、第一次世界大戦時イタリアの撃墜王フランチェスコ・バラッカの期待から切り取ったマークと言われています。よくエースパイロットが飛行機にシンボルマークを付けているアレですね。

ちなみにフェラーリのカラーイメージと言えば赤ですが、これはモータースポーツのイタリアのナショナルカラーを現しています。会社をイメージするコーポレートカラーは、本来は黄色です。

 

ランボルギーニ

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引用元 http://atsuneta.com/

エンブレムのデザインモチーフは猛牛です。猛牛のデザインモチーフに関して色んな説があります。

  • 創業者フェルッチオ・ランボルギーニがフェラーリを購入したが不満を抱き、自らスーパーカーを作り、フェラーリの跳ね馬に対抗して猛牛にした
  • ランボルギーニ氏が農家出身なので闘牛好きなのではないか
  • ランボルギーニ氏がエンツォ・フェラーリ氏とモメたことが原因なのではないか

などなど、色んな説があります。

ランボルギーニ氏は「フェラーリと張り合えるようなスーパーカーを作りたい」と言っているので、ライバル視していたことは確かです。

 

アルファロメオ

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引用元 https://newcars.jp

よく見ると蛇が人を食べているようなデザインです。エンブレムのデザインはミラノの貴族ヴィスコンティ家の紋章が元になっています。その紋章にミラノの紋章を組み合わせています。

左がミラノの紋章、右がヴィスコンティ家の紋章です。

 

マセラティ

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引用元 http://carbic-town.com/

マセラティのデザインモチーフはトライデントと呼ばれ、「ネプチューンのもつ三又の槍」に由来しています。マセラティ兄弟の中で絵を好んでいたマリオが、創業地ボローニャ ネプチューン広場の銅像を元に発案したと言われています。

 

フランス車のエンブレム

プジョー

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引用元 http://sagamihara.peugeot-dealer.jp/

エンブレムモチーフはライオンです。1847年、刃物製造業を営んでいたプジョー兄弟が自社製品と他社製品の差別化をしようとしたのが始まりと言われています。

多少デザインが変わっていますが、今から100年以上も前からライオンモチーフなのはスゴイですよね。

 

ルノー

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引用元 http://www.jaia-jp.org/

ルノーのエンブレムデザインは創業者のルイ・マルセル・フェルナンの3人のイニシャルをモチーフにしていると言われています。「え?どこがイニシャルなの?」と思われそうですが、これまでに何度もデザインを変えて今のようになりました。

ひし形のマークの由来は、1925年よりも前から採用されていた盾形紋のエンブレムを豪華・技術・上品のイメージを結びつけたものと言われています。

 

シトロエン

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引用元 http://www.idea-webtools.com/

シトロエンのエンブレムはVが逆になり2つ重なっていて、ダブルシェブロンと呼ばれています。モチーフの由来は創業者のアンドレ・シトロエンが大きな財産を生み出した山型の歯車「ダブルヘリカルギア」です。

 

ブガッティ

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引用元 http://norisoku.com/

ブガッティのエンブレムにはEとBがくっついた文字が見られますが、これは創始者のエットーレ・ブガッティを意味しています。以前まではあまり知られていませんでしたが、ブガッティ・ベイロンという世界最速スーパーカーを販売したことで有名になりました。

 

スウェーデン車のエンブレム

ボルボ

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引用元 http://carcast.jp/

ボルボの♂マークは中世ヨーロッパの錬金術師たちが用いた鉄のシンボルマークが由来です。スウェーデンは錆に強い鋼で有名です。

またVOLVOはラテン語で「私は廻る」を意味しています。

 

まとめ

外車のエンブレム一覧をご紹介させていただきました。サソリや、馬、猛牛など色んなデザインモチーフがあったり、由来に逸話があったりして面白いですよね。

このウンチクが語れるようになれば、あなたも外車通!!

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