フィアット500アバルトのスペック、違いをまとめて紹介!【なんてオシャレなスポーツカー】

フィアット500には「アバルト」というハイスペックバージョンがあります。

アバルトとは、ベンツに「AMG」、BMWに「M」があるように、フィアットをチューニングするメーカーのことです。(2016年はマツダのロードスターにもアバルトが設定されました)

アバルトのチューニングはスポーティに仕上げられていることが多く、ベースの状態とは全然違う性格になります。カワイイ、フィアット500さえも・・・

今回はフィアット500アバルトのスペック違いなどをまとめてご紹介します。

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アバルトだとどう違うの?

まずはアバルトとベースのフィアット500でどのような違いがあるのかを簡単に説明します。

  • エアロがいかつくなり迫力UP
  • ホイールは2インチUPしてスポーティに
  • マフラーの出口が4つ!(音量もUP)
  • ルーフスポイラー装着
  • 前席がスポーツシートに
  • インテリアはブラック基調でスポーティ(でもポップ)
  • ハンドルがアバルト仕様のスポーツステアリングに
  • 出力、トルクなど、スペックは全体的にUP

このように、アバルトになると多数の変更点があります。外装、内装、エンジンなど全ての部分にアバルトの手が入っていることが分かります。

これだけ手が入っているとフィアット500のオシャレ感やレトロ感が失われてしまうのでは?と思われる方もいるかもしれません。でもご安心を。アバルトの良いところは、変更点は多数なのにやりすぎていないところです。

それらを画像付きでご紹介していきます。

エクステリア

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引用元 http://www.abarth.jp

左のアバルトの方が張り出しが強くてスポーティです。「あれ?なんか違うぞ?」くらいの程よいスポーティ感ですね。

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引用元 http://www.abarth.jp

ホイールは2インチUP!カワイイホイールからスポーティなホイールに変更されます。ガンメタっぽい色がカッコイイです。

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引用元 http://www.abarth.jp

ホイールはなんと4本出し!アバルト専用のエアロも付いてレーシーな感じですね。

個人的に、マフラーの出口が大きすぎないのが、オシャレだと思います。出口が大きすぎるとスポーツカーっぽくなりすぎるので、これくらいが調度いいです。

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引用元 http://www.abarth.jp

リアの印象は変わりすぎず、変わらなさ過ぎず。明らかにレーシーですが、フィアット500の可愛い要素もシッカリ残っています。スポーツカーになり過ぎないのが、アバルトのデザインの上手いところ。

インテリア

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引用元 http://www.abarth.jp

ステアリングもスポーティな雰囲気のものに変更。ステアリング中央のエンブレムが「FIAT」から「アバルト」のエンブレムに変更されています。サソリのマークがオシャレ。

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引用元 http://www.abarth.jp

シフトレバーはシフトスイッチに変更!大きな変更ですが、程よくさりげないのがポイント。「変わりました!」感がないので、あたかも初めからスイッチだったかのような感じ。

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引用元 http://www.abarth.jp

インテリアはブラック基調に。ベースのフィアット500はポップで優しい感じですが、アバルトの方は引き締まった感じになります。

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引用元 http://blog-imgs-31-origin.fc2.com

こんな仕様のアバルト500も!さらにスポーティ感が増しています。見た目は可愛らしいのに、中は別人のよう。こっちのほうが好きだと言う人もいるハズ

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スペックや価格はどれくらい違う?

ベースのフィアット500とどれくらい違うのか表にしてみました。ベースのフィアット500は1.2Lエンジンとツインエアエンジンがあるので、それぞれをアバルト500と比べてみます。

 アバルト500 1.2L ツインエア
排気量1360cc 1240cc 875cc
出力135ps 69ps 85ps
トルク18.4(SPモード時21) 10.4 14.8
燃費14.9km/L 19.4km/L 24km/L
価格286万円~ 199万円 228万円

実際はスペック以上の差を感じるはず

さきほどの表を見ると、「スペック的に大した差が無い」と思う人もいるかもしれません。でも出力が50ps、トルクが4kg・m以上違うのはかなり大きな差に感じるはずです。

と、いうのもフィアット500は車体が軽く、少しのパワーUPでかなり速くなるのです。セダンやスポーツカーでは、トルクが4kg・m違ってもそこまで差は感じれないかもしれませんが、フィアット500では別です。

「うお!?速っ!」という感覚を味わえるはずです。ツインエアエンジンでも元気なフィーリングのフィアット500ですが、さらに躍動感がプラスされます。じゃじゃ馬まではいかないですが、刺激的なドライビングを味わえますよ。

価格差約60万・・・高い?安い?

アバルト500の価格はMT仕様が286万円、シーケンシャルATが302万円です。どちらにしても決して安くない価格ですよね。しかもフィアット500は小さい車ですので、人を乗せる能力も低い・・・利便性で考えるとアバルト500の価格は高すぎです。

しかし、逆に個性や独特のフィーリングという点で考えると、安い買い物かもしれません。こんな可愛くてスポーティでレトロでオシャレな車って他には無いです。

元から利便性重視の車ではなく、趣味的要素の強い車なので、そこに魅力を感じることができれば280万円でも納得の価格です。

誰でも購入できる車ではありませんが、所有できたときの喜びはかなりのものだと思います。

 

アバルト500の動画

引用元 https://www.youtube.com

なんてオシャレなスポーティカーなんだろう・・・最近の車ってフィアット500のようにレトロ感のある車が数少ないですよね。ただでさえ希少なのに、そのうえスポーティ感をプラスしたモデルなんて特別すぎます。

あと、さりげなくアバルトのエンブレムが良い感じ!嫌味じゃなく外車感出てます。

 

まとめ

  • アバルトになると外装・内装・エンジン全ての部分に手が入る
  • アバルトになると変更点は多いものの、やりすぎ感がなく、あくまでオシャレ
  • スペックは劇的に向上するわけではないが、乗ってみると差は歴然
  • 価格差が約60万円。利便性重視であれば魅力を感じないが、個性やオンリーワンを求めるのであれば「買い」

アバルトになると外装、内装、エンジン全てがアバルト色に染められます。スポーティ感がプラスされますが、やり過ぎ感が無いのが良いところだと思います。

日本車でもメーカー純正のスポーツモデルを販売していますが、ちやりすぎなことが多く、下品になっている車がほとんどです。その点、アバルトはスポーティにしていても、オシャレ要素の方が上回っています。

さすがイタリア車というかデザインが秀逸ですね。もともと良い意味で目立つフィアット500が、さらに特別なものになります。

他の人と違ったレトロな車に乗りたい、周りとカブりたくない、扱いやすいサイズで元気な車に乗りたいという人にピッタリかもしれません。

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YUKIちゃん
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