トヨタの人気ミニバン、ノア・ヴォクシーの兄弟車『エスクァイア』。
これらの3車種の中では、上位グレードの高級ミニバンという位置づけとなっています。でもノアやヴォクシーとどう違うのか?アルファードやヴェルファイアみたいな高級感はあるのか?とお思いの方も多いのでは無いでしょうか?
そこで今回は口コミや評判・評価をもとに、『エスクァイア』を徹底調査してみましたので、エスクァイアの魅力やウーン…と思う部分をご紹介したいと思います!
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口コミで多い意見や質問は?
- ノア、ヴォクシーとの違いは何?
- アルファードやヴォクシーが買えない人用の車?
- フロントグリルかっこいい?
- ライバル車種は?
- 買うならガソリン車?ハイブリッド車?
- どこが高級なの?
- 売れているの?
エスクァイアに対してはこのような質問・意見が多いようです。コレらに対してどのような評価があるのか、ユーザーのリアルボイスを調査してみました。
ノア・ヴォクシーとはここが違うぞ!エスクァイア!

- 圧倒的なフロントグリルはアルファードやクラウンを彷彿させる高級感のある仕上がり!
- シートは本革調の合皮を使用しておりしっとりとした質感
- 本革巻きのステアリングや随所にメッキ加工を施しており丁寧なつくり
- 両側スライドドアを標準装備(ノア・ヴォクシーはオプション)
エスクァイアの基本性能やプラットフォームはノア・ヴォクシーと同じです。外観や内装で差をつけています。
ノア・ヴォクシーの口コミを見ると内装のチープさがよく指摘されていますが、そういったところをカバーしているのがエスクァイアの特徴です。
ただ高級感を出したというだけではなく、丁寧に作り込んでいる感じがしっかり伝わってくる仕上がりになっています。
アルファード&ヴェルファイアが買えないからじゃないぞ!エスクァイア!
- 大き過ぎず小さ過ぎずちょうどいい上質ミニバン
- 燃費はもちろん14.8~16.0km/Lとエスクァイアの勝利。アルファードは11.4km/L。
- シートアレンジの多彩さ多く荷物が積めるなど本来のミニバンの使い勝手の良さ
というように、アルファードやヴェルファイアに勝てる要素はそこまでありません。
ではどういう方がラグジュアリーミニバンのエスクァイアを選んだいるのかというと……
「シエンタやフリードなどの様に小さ過ぎても嫌」「ノアやヴォクシーには無い高級感は欲しいけど、アルファードやヴェルファイアなどの様に大き過ぎも扱いづらい」と感じている方がエスクァイアを選んでいる様ですね。
アルファードやヴェルファイアに比べて、金額的な差は大きいですが、総合的に見比べてちょうどいい高級感・満足感がある車だと判断できます。
ライバル車種は?

- トヨタ → ノア・ヴォクシー・アルファード・ヴェルファイア・エスティマ・ハリヤー
- 日産 → セレナ・エルグランド
- ホンダ → ステップワゴン・オデッセイ
などなど…
口コミを見ていると、一番の比較対象車はヴォクシーのようです。ヴォクシーには煌という、よりかっこよく仕上がっている人気グレードがあります。高級感のあるエスクァイアを取るのか、スポーティーなかっこ良さのヴォクシーを取るのか、悩む方が多いみたいですね。
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エスクァイアのイマイチな所
- 上級グレードと言うものの、足回りなど標準でグレードアップしているわけではないので、乗り心地などはノア・ヴォクシーと変わらず、アルファード・ヴェルファイアには及ばない
- フロントフェイスの見た目は賛否両論
- 高級なのか高級風なのか位置づけが中途半端と感じている人も多い
- リアはほぼノアと同じ
確かにちょっと存在自体が中途半端な感じがありますね。皆さんも何となく感じている部分ではないでしょうか。
実際ノアやヴォクシーとそこまでの差はありません。かといってアルファードやヴェルファイアの高級さはありません。
口コミでは「むしろ見た目の部分では同じノア・ヴォクシーよりもかっこ悪い」と感じている方も多いです。とはいえ、かっこいいと思っている人も多く居ますし、外装よりも内装重視なら断然エスクァイアの方が上質に仕上がっているのでそこがいい!という方もいます。
外観は賛否両論ですが、内装はヴォクシーやノアよりもワンランク上というのは間違いない部分だと思いますよ。
実際売れているの?エスクァイア?
実際エスクァイアは売れているのか?正直なところどうなのか気になりますよね。そこで2017年1月~6月までの乗用車ブランド通称名別販売順位(自販連HP参照)を調べてみました。比較対象車と共に抜粋してあります。
- 1位 トヨタ プリウス 91,246台
- 2位 日産 ノート 84,211台
- 3位 トヨタ C‐HR 79,303台
- 4位 トヨタ アクア 64,168台
- 5位 ホンダ フリード 61,057台
- 6位 日産 セレナ 54,344台
- 7位 トヨタ シエンタ 54,005台
- 10位 トヨタ ヴォクシー 43,448台
- 19位 トヨタ ヴェルファイア 27,707台
- 20位 トヨタ ノア 27,290台
- 23位 トヨタ アルファード 23,799台
- 25位 ホンダ スッテプワゴン 21,752台
- 27位 トヨタ エスクァイア 19,787台
エスクァイアの27位という順位は、見た目は振るわないなと感じてしまいますが、数ある乗用車の中で30位以内に入るというのは、結構すごい事ではないでしょうか。
ヴォクシーの人気は販売台数を見ても、倍以上の数字を出していますので、本当にすごいですね。ヴォクシーがいかに人気か分かります。
やっぱりエスクァイアは中途半端なイメージがこの差につながっているのでしょうね。あとヴォクシーやノアに比べて約20万円お高いのも売れ行きに響いてそうですね。
エスクァイアのターゲット層は?
- ノア → 基本スタイルのミニバンの王道で、若いファミリーから中高年、女性まで幅広くカバー
- ヴォクシー → チョイ悪スポーティーのかっこいいスタイルなので、かっこつけたい若者やチョイ悪おやじ向け
- エスクァイア → 大人の落ち着きがあり、高級感は欲しいがギラギラしたくない若いファミリーや中高年向け
高級といっても価格差約20万円位なので、ノア・ヴォクシー上位グレードとの比較検討として、選択肢に挙げられやすい。
かっこ良さやちょい悪な感じのかっこいい!!というスタイルはヴォクシーの圧倒的な人気の理由。口コミを見ても、対象的に「ヤンキーはエスクァイアを選ばない」などの意見も多いです。
エスクァイアの魅力は大人の落ち着きがある上品さ。ギラギラしたくはないが普通過ぎても嫌だという方に選ばれている様です。スポーティー路線ではないかっこ良さも他とは一線を画しています。
【まとめ】実はいいトコ取りのちょうどいいミニバン

今までエスクァイアの事を調べてみて感じるのは、
- かっこいい
- サイズもちょうどいい
- 安っぽさがなく高級感があ
- コストバリューも優れている
- 使い勝手の良さもあるちょうどいいミニバン
これらがエスクァイアの魅力です。
賛否両論ある車ですが、ノア・ヴォクシーに新しい選択肢を与えた、実はとても優秀な車です。トヨタとしても頭打ちになってきたミニバンクラスに、新しい選択肢を広げるいい役割を担って、成功している車ですね。
品がある車はその乗っている人も品良く見せてくれます。正直見れば見るほど惚れ込んできてしまう魅力があります。賛否両論あると書きましたが、個人の価値観の違いは仕方ない事ではあります。しかし、エスクァイアがノアやヴォクシーと並ぶ日もそう遠くはないのではないでしょうか。それだけの潜在能力を持った良い車だと思います。
ミニバンの購入を考えている方は、エスクァイアという選択もアリではないでしょうか?
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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