BMWのX1は新型になってから約1年ですが、いまも大変人気があります。サイズ感、スタイリング、走りなどのバランスがよく、大きすぎないので扱いやすいのも魅力です。
またFFになったことで室内空間が広くなり家族でも使える車になったので、より色んなユーザーに好かれています。→ BMW新型X1ディーゼルの試乗評価まとめ!ネットの声を集めてみた
BMW X1の価格は決して安くありません。ですが中古相場や値引き情報を知っていればお得に買うことができるかもしれません。
この記事ではBMW X1の価格、値引き情報や中古相場について解説していきます。
スポンサーリンク
BMW X1の価格は?
BMW X1は「18i」「18d」「20i」「25i」の4つのエンジンモデルがあります。
そしてそれぞれのエンジンモデルに「XLine」「MSport」というパッケージがあり、その組み合わせによって値段が変わってきます。(25iはXLineとMSPORTパッケージのどちらか)
モデル トランス
ミッションドア数 ステアリング・ホイール
・ポジション車両本体価格 X1 sDrive18i 6速AT 5ドア 右 ¥3,970,000 X1 sDrive18i xLine 6速AT 5ドア 右 ¥4,250,000 X1 sDrive18i M Sport 6速AT 5ドア 右 ¥4,430,000 X1 xDrive18d 8速AT 5ドア 右 ¥4,400,000 X1 xDrive18d xLine 8速AT 5ドア 右 ¥4,680,000 X1 xDrive18d M Sport 8速AT 5ドア 右 ¥4,860,000 X1 xDrive20i 8速AT 5ドア 右 ¥4,850,000 X1 xDrive20i xLine 8速AT 5ドア 右 ¥5,040,000 X1 xDrive20i M Sport 8速AT 5ドア 右 ¥5,230,000 X1 xDrive25i xLine 8速AT 5ドア 右 ¥5,810,000 X1 xDrive25i M Sport 8速AT 5ドア 右 ¥6,030,000
スタート価格は約400万円からですが、最上級グレードの25iになると600万円です。その差は200万円・・・決して小さい額ではないですね。
価格と性能のバランス的にオススメは18d
この中で個人的にアツいなと思うのはX1ディーゼル(18d)です。18iよりも加速が良くて、20iよりは安いです。それに18iは6ATですが18dは8ATです。
ディーゼルエンジンモデルが結構人気だと聞きますが、十分な加速と気持ちいい変速フィーリングが良いからなんだと思います。
しかも燃料は軽油ですから、給油時の出費も少なく済みます。→ BMW新型X1ディーゼルの試乗評価まとめ!ネットの声を集めてみた
18dは20iほどパワーは無いけど加速は十分、しかも軽油で燃費も良い・・・となると18dのほうがオトクな気がしてきます。
加速的には18dで十分ですから、それよりもさらに上のエンジン性能を求めるとなると、20iよりも25iの方が良いです。
18dがオススメ理由をまとめると・・・
- 燃料が軽油なので給油代が安い
- 抜群の低燃費でおサイフにやさしい
- 走り出しから加速力がスゴイ
- 20iのほうがパワーはあるが、そのパワーは街中では使い切れない
- 18dのパワーで街中~高速道路まで充分すぎる(サーキット行かない限りコレ以上のパワーは不要)
- 思ったよりもディーゼルのカラカラ音が気にならない
これらが18dがオススメな理由です。試乗したときに、これ以上のパワーはいらないと感じました。
ディーゼルモデルが登場したことで、20iがちょっと微妙なポジショニングになった気がします。個人的には18dと25iが、価格と性能のバランスが良いと思いますね。
中古相場はどれくらいなの?
2016年11月現在、新型X1は新車価格から20~40万円引きの価格で販売されています。
新型X1全体の相場としては400万円くらいとなっており、中古でもあまり安くなっていない状態です。(中古車のほとんどが距離数1万キロ未満なので)
中古車で多かったグレードは、18iモデルです。20iや25iはほとんどありませんでした。
中には新型18iで290万円台のものがあったのですが、修復歴ありでした。走行距離は1万キロ未満でしたがちょっと微妙ですよね。
前期型であれば新型よりも100万円以上安いものがたくさん!
前期型のX1であれば250万円台のものが結構あり、お得に買うことが出来ます。
前期型はデザインが違うだけでなく駆動方式がFRですから走り味が少し違いますし、現行型に比べ室内空間が少し狭いので、そこが購入のポイントになるかと思います。
あと前期型の方が、足回りが硬いという意見も見られますので、試乗してから購入するか決めたいですね。
私であれば、室内空間が拡大された新型の方が好きなので、中古で安くなっていないなら新車の18dを買います。
もし新型X1を300万円くらいで買いたいのであれば1,2年くらいは待つ必要があるかもしれません。
値引き情報、これは知っておこう!
BMW X1を買うときの値引き情報ですが、実際のところあまり値引きは期待できないのが現状です。
現在のBMWは一台あたりの利益を伸ばそうとしているので、あまり値引きをしないようになっています。
営業担当さんが「アレとコレと足してこの価格でいかがでしょうか?これ以上は値引き出来ないです!」というセリフを言ってくると思いますが、それは普通のことであり営業さんの常套手段なのです。
ではお得に購入するためにはどうすれば良いのかというと
- 消費税が10%になる前に購入する
- 1月~3月の決算の時期に購入する
- ベンツGLAやアウディQ3を競合にする
という方法があります。
他のライバル車を引き合いに出すのは当然のこととして、消費税増税前や決算期であれば多少の値引きが期待できます。
と、いうのもこの時期は営業さんもノルマで焦っていることがあります。
そして消費税増税してしまうと新車購入する人がどんどん減ってくるので、新車購入を検討しているお客様を逃したくないという心理が働いてくるのです。
ですから良い条件を出してもらいやすいんですね。値引きするためにはこの時期を利用するのが1番良いと思います。
スポンサーリンク
ディーラーは教えてくれないが、これが1番現実的で安く買う方法だ
これは値引きではないのですが、値引き価格よりも大幅に安く買う方法です。値引きよりも安く買う方法なんてあるのかと思われるかもしれませんがあります。
その方法とはマイカーをディーラーの下取りに出さず、オンライン査定に出すことです。
営業さんは車の値引きのときに「下取り査定額が◯◯万円になります。コレとアレを付けて新車価格からさらに15万円値引きして◯◯万円になります、コレ以上は値引きできません」と言ってきますが、これに騙されてはいけません。
一見、かなり値引きしてくれているように感じますが、車の下取り額を安く伝えている場合が多いんです。
もし営業さんが下取り価格5万円と言ってきたとしても、それを複数の買取業者に査定してもらったら30万円で買い取ってくれる所もあるかもしれません。
もし30万円で下取りしてくれたら、ディーラーが提示してくれた価格よりもさらに安く買うことができますよね。
お客さんはネットで値引き情報を調べることが多いですが、自分の車の下取り適正価格を知らないことが多く、下取りで安く買い取られてしまうケースが多いんですね。
ですから1番安く購入する方法としては
一度、値引きを含めた価格の見積もりをしてもらい、その日は決断せず一旦帰る
↓
オンライン査定をお願いして、高く買い取ってもらえるところを見つける(売却しないまでもマイカーの相場を知る
↓
再度営業担当に連絡を取り、「◯◯万円で買い取ってくれるところがあった」と言う
↓
もう一度値引き交渉に望む。(ここで値引きしてくれなければ、好条件で買い取ってくれる業者に車を売り、そのお金をX1の購入費用にする)
というやりかたです。
ディーラーが提示する下取り価格よりも、好条件で買い取ってくれる業者があれば、値引き商談で使える武器が増えますから活用しない手はありません。
ディーラーの営業さんがいくら良い人だったとしても、下取り価格は信用してはいけないです。
一度オンライン査定で自分の車の相場を知ってから商談に望みましょう。ディーラー提示の下取り額より10万円~50万円高く売れることがザラです。
余談ですが以前、A4を試乗しに◯ウディにいきました。そのとき下取り価格を見てもらったら186万円でした。一方、X1を試乗したついでに◯MWに下取り価格を見てもらったら、なんと130万円です。
その差56万円・・・!同じ車を下取りに出すにしても、56万円もの差がついています。・・・このことから、ディーラーの下取り価格は信用性が低く、相場を知らないと損をする可能性がとても高いことが分かります。
そのためにもオンライン査定(一括査定)が重要なのです。
オンライン査定・安く買うための詳しい方法についてまとめた記事はコチラ↓
まとめ
- BMW X1は価格的に18dか25dが魅力的だと思われる。
- 新型X1はまだあまり安くなっていないので、安いX1を狙っているならば前期型が良い。現行型に比べFRレイアウト・居住空間がすこし狭いという違いがあるが、試乗してみて納得できれば、前期型は結構いい買い物だと思われる。
X1の値引きがしやすい時期としては消費税増税前か1月~3月の決算前です。その他1番車を安く買う方法としては、ディーラーに下取りに出さず、オンライン査定してもらうことです。
そこでディーラーよりも高く買い取ってくれる所があれば、購入費用の大きな足しになります。
それに他の買取業者の査定額を持って、再度値引き交渉すれば、さらに良い条件が提示されるかもしれません。
ディーラーが提示する価格に一発OKせず、賢く安く購入しましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
スポンサーリンク
関連記事