ベンツCクラス試乗記!やっぱスゲぇ、さすがベンツだわ‥!優雅でスポーティなクルマを探している人にオススメしたい

今回はメルセデスベンツCクラス(C200グレード)の試乗記です。発売されてから、かなり時間が経っているのでいまさら感はありますが、あえて試乗記を載せてみようと思いました。それだけ感動的だったんです。

試乗したのはしばらく前ですが、乗ったときの感動は今でも忘れられません。なんせ私の中では初めてのベンツでしたので・・・

見た目もカッコイイし、高級感はあるし、それでいてスポーティだし、やっぱり評判が良いだけのことはありますね。試乗したら思わず「ベンツいいなこれ・・・」と思っちゃいましたよ。

試乗記でそんな私の感動が伝わればと思います。また他車種との違いを感じた部分も、お伝えしていきたいと思います。(写真は撮り忘れましたので、ネットから画像を借りました)

 

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メルセデスベンツCクラス(W205)試乗記!まずはエクステリア編~

エクステリアは先代のCクラスに比べて随分と若々しくなりましたね。以前までのベンツはエクステリア的に興味が湧きませんでしたが、最近のベンツは普通にカッコイイなぁと思わされます。

これまで街で走っているCクラスを見て「うわぁ、いいなぁ」と思っていましたが、実際に近くで見るとさらにカッコイイ。


引用元 http://art17.photozou.jp

間近でシッカリ眺めると「え?こんなにカッコイイの!?」と改めて思っちゃいました。やっぱりベンツの迫力のあるエクステリアはスゴイっす。私の貧しい表現力ではうまく言い表せられないですが、とにかく良かったんです。

エレガントとスポーティが上手にMIXされた感じとでもいいましょうか。滑らかな曲線がそそります。


引用元 http://trendy.nikkeibp.co.jp

フロントのドーン!とした顔も迫力満点で良いのですが、このサイドからのシルエットも秀逸・・・美しくて思わずウットリしちゃいます。

ボディサイドを走っているプレスラインがなんとも色っぽい。BMW3シリーズやアウディA4は後ろまで一直線にのびるプレスラインですが、Cクラスは後ろに行くにつれて、少し下がっています。またボディ下からは少し上に上がるようなプレスラインがあります。これらが織りなす陰影がタマらなくカッコイイ。

ホイールもAMGラインだと画像のように5本スポークでスポーティです。こういう5本スポークのホイールってBMWやアウディ、ベンツなどのドイツ車にほんとによく似合います。やっぱカッコイイとはどういうものかを分かってますよね。


引用元 http://art17.photozou.jp

みなさんはこのリアを見てどう思いますか?寸詰まりだなぁとか、なんか変とか、カッコイイとか色々な意見があるかと思います。私は以前まで、Cクラスのリアが大嫌いでした。なんで後ろだけギュっと短いんだろうと、バランスに疑問を持っておりました。

しかし斜め後方から見ると、後ろからフロントへと繋がるデザインがとても綺麗で、急にカッコよく思えてきたのです。リア単体で見るとイマイチ感がありましたが、全体としてのバランスで見るとかなり良い感じ。デザインとは本当に不思議なものですね。

今では「アリじゃん!」とすら思っています(笑)


引用元 http://art9.photozou.jp

バンパー一体型のマフラーもスポーティなデザインで良いですよねぇ~・・・色んなところにさりげなく、品良く、スポーティな味付けがされており、大人のスポーツカーって感じがします。

サンルーフを付けるとルーフがブラックになるのですが、見た目がスタイリッシュになり、かっこいいです。これならサンルーフ付けたいかもと思っちゃいました。

 

 

インテリア編~

やっぱりCクラスの一番のポイントはインテリア!BMW3シリーズやアウディA4と比べて、明らかに格上の質感です。アウディA4に乗ったときも質感高いなぁと思いましたが、高級感でいえば間違いなくCクラスが上。(BMW3シリーズは置いといて・・・)

BMW3シリーズ・アウディA4・ベンツCクラスの中でどれが一番高級感を感じるかと10人に聞いたら、10人全員がCクラスと言うハズです。それくらいCクラスのインテリアはズバ抜けています。


引用元 http://art17.photozou.jp

私が試乗したC200はセンターパネルがツヤツヤの素材ではなく、ブラックアッシュウッドというものでしたが、非常に質感が高かったです。ツヤツヤのものも良いですが、指紋が付かないという点ではウッド素材のほうが良いかと思います。


引用元 http://art25.photozou.jp

ステアリングの質感もさすがベンツといった感じで、触り心地が良かったです。ベンツにとっては当たり前なのかもしれませんが、こういう当然のことを当然にやってくるところはレベルの高さを感じさせます。

私はステアリングにちょっとこだわりがあり、触り心地が良いか、長時間握っていても疲れないかというところを確かめます。愛車(BRZ)はステアリングがツルツルしていて全然グリップしないし、長時間握っていると疲れてくるので、より敏感に気にするようになりました。Cクラスのステアリングは全然OK!高級感を出すだけじゃなくて、ドライバーのことも考えられてます。

っていうか外車って、大体ステアリングの質感が良いですよね。Dセグ車だけでなく、CセグメントのVWゴルフやアウディA3に試乗したときもそう感じました。やっぱり、走行性能に重きを置くクルマ作りをしているメーカーは、こういうところもしっかりしているんだなと改めて感じます。エコばかりに気を取られている日本車とは大違いやわ。


引用元 http://art17.photozou.jp

このドアの質感も高すぎ。この白色の内張りはオプションですが、注目すべきはスイッチ類の質感と、イスの調整機能ボタン。

シートの調整は背中のところや座面など様々なところを微調整可能です。しかもそれをメモリーしておけるというのだから、スゴイ。しかもスイッチのところのパネルも何気に高級感あるし。

ドアのボタン1つを見てもプラスチック感が無く、高級車だなぁ~・・・ということを感じさせてくれます。さすがベンツやわぁ・・・贅沢で優雅な気分を満喫できます。

ちなみに助手席側は標準ではこのパワーシート機能は付いていません、助手席側にもドアのパワーシートを付けるにはオプションが必要になります。


引用元  http://art17.photozou.jp

Cクラスのインテリアは夜もオシャレ。アンビエントライトが室内をムーディに演出してくれます。オレンジの他に青や白のライトがあり、お好みの色で演出可能です。個人的にはオレンジが気に入りました。これは女子ウケもいいぞ!


引用元 http://art9.photozou.jp

後部座席はこんな感じです。Cクラスはルーフエンドが結構寝ているので頭上スペースが少し狭く感じました。

私の身長は160センチ少々ですが、それでも頭上スペースはあまり余裕が無かったです。(座高が高いだけか?)身長175センチや180センチくらいある人が後部座席に座ったら頭上スペースは結構せまいかも・・・

足元の広さもそこまで余裕が無いです。身長160センチくらいの私であれば割と快適な足元スペースでしたが、大きい人だと足元も狭いかもしれません。

あと試乗が終わった後に気づいたのですが座面も短かったです。後部座席の座面の広さはBMW3シリーズの方が上でした。車内に入るときの狭さはBMW3シリーズと同じくらいですね。ちょっと上体をかがめて入る必要があります。

ベンツCクラスの後部座席は全体的に「狭い」という言葉が当てはまります。女性の方であれば何も問題はないかと思います。


引用元 http://pds.exblog.jp

そういえば、個人的に気になったのがコレ。なんとフットレストが無いんです。メーカーの純正オプションでは存在しているようですが、標準では付いていません。

正直、フットレストは標準で付けてほしかったですね~。左のでっぱりのところに足を置くことになるので、長期間使っていたら結構汚れちゃいそうでイヤです。

しかも、構造上しょうがないのかもしれませんが、足元が結構狭いです。左足を置く位置が割とセンター寄りになっていて、違和感を感じます。ベンツCクラスに限らず外車ではよくあることですが、これはちょっと気になりますね。

まぁオーナーになって慣れてしまえば何も感じないのかもしれませんが、ドラポジを大事にされる方にはちょっと違和感を感じるポイントだと思いました。私はフットレストが無いことと、足元の違和感がダブルで気になってしまいました。試乗が終わる頃には割と慣れちゃってましたけど^^;


引用元 http://pds.exblog.jp

試乗したC200アヴァンギャルドには標準で写真のようなレザーシートが付いていました。質感は高い。さすがベンツ・・・と、ここまでは良かった。しかしいくつか気になったところもある。

腰部分のサポート部分が前方向に出っ張っているので、ステアリングを切ると肘がサポート部分に当たってしまう!なのでステアリングを切るときに肘がサポート部分に当たらないように、イチイチ肘を張りながらステアリングを回す必要があった。

これはどうなんでしょう?私の腕が短いから起きる現象なのか?ただ、その分サポート性は高く感じたので良かったです。これもパワーシートで調節できたのかもしれませんが、チョット気になりました。

あとこのシートちょっとタイトなのか、太っている人や大きい人には少し窮屈に感じられるのではないかと思います。アウディA4やBMW3シリーズの方がシートの横幅があってゆったりだった。私にはピッタリで丁度良く感じられましたが、これは試乗して体感してみてほしいですね。

Cクラスのインテリアはフットレストやシートの件など、少し気になる点はありましたが、総じて満足度は超高いです!このクルマに乗れるなら余裕で目をつぶれる範囲内ですね。やっぱりこのインテリアの質感はウットリしちゃいます。

 

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走行性能編~

静粛性やエンジン性能など、何個かの項目に分けてご紹介していきたいと思います。感じたことが、ダイレクトに伝われば幸いです。

さすがベンツ、静粛性が高い

静粛性は高い。30分ほどの試乗でワインディングから街乗りまでしてきましたが、ウルサイと感じることはありませんでした。

ワインディングの長い直線で80キロくらいまで出してみましたが、それでもゴーとかボーなどの不快な音は無かったです。これなら高速道路でかなりスピードを出しても、普通に静かなんだろうなぁとイメージできました。

タイヤが転がっている音も静かで快適です。総じて、Cクラスの静粛性能はかなり高いレベルにあると判断できます。

ハンドリングは意外にも軽快だ

ハンドリングは思っていたよりも軽い!もっとドシっと重いのかと思っていたので、これは意外でした。ただ、軽いと言っても頼りない感じではありません。

安心感はありつつも、クルマが軽く動かせるフィーリングです。スイスイ~っとクルマが動かせるので、Cクラスの車体がとても軽く感じますね!

従来のベンツのフィーリングはドシっとした感じのようで、ずっとベンツに乗っている人からすれば違和感を感じる人もいるかもしれませんが、私は気に入りました。

おそらくベンツは、Cクラスをスポーティな走りを楽しめるようなクルマにしたかったのだと思いますが、その狙いが伝わってきます。

あと、切れ角が良いのだと思いますが、意外なほど小回りできますね。小さく回りたいところでスルスルっといけちゃいました。これなら街乗りもしやすそう。

アウディやBMWに比べてロールするなぁ、けど

カーブ時のロール感ですが、思っていたよりもあります。曲がっているときは、車体の外輪側が沈み込むような感じがありました。

最初はアウディやBMWのようなドシっとした安定感をイメージしていたので「おいおい大丈夫か?」と不安になりましたが、慣れてくるとそうでもなかったです。

ワインディングで、ある程度スピードを出して曲がってみても破綻する気配はなく、あえてちょっとロールさせているのかなと感じました。ロール感を多少残すことで優雅な雰囲気を出そうと考えたのだと思います。

逆に足回りをガチガチに固くしてロールを抑えると肉体派なスポーツカーの乗り味になってしまいますからね。あくまでベンツらしく優雅を感じさせる部分を残したかったのでしょう。

ちなみに、アジリティモードをスポーツプラスにするとかなり足が硬くなって、ロール感が減ります。それでもアウディやBMWに比べるとちょっとロール感を残しているですね。

私はロール感が無いクルマが好きなので最初はイマイチとか思ったのですが、安心感のあるロールをするので試乗が終わる頃にはこういうのもアリだなと思っちゃいました。

色々言われていた乗り心地だけど、乗ってみたら

日本のCクラスは本国のものとは異なり、ランフラットタイヤが装着されています。このランフラットタイヤは固く重いので、乗り心地に大きく影響を与えます。

Cクラスが発売された当初、多くの人が乗り心地がイマイチだったと言っていました。これまでベンツはランフラットタイヤを使う歴史が無かったですからね。サスペンションとタイヤがうまくマッチングできなかったんだと思います。

で、そんな情報を知っていたので走り出す前はあまり良いイメージが無かったのですが、走ってみたら意外とフツーでした。特にゴツンゴツンするとか段差で極端にハネることも無く、普通に乗り心地が良かったです。

ホイールが18インチだったのもあり余計に心配していたのですが、全くの杞憂でした。評論家達が言うほど心配する必要がないですね。アヴァンギャルドなので、エアサスが付いていたのも関係していたのかも?

でも正直なところ、乗り心地が超良いかと言われればそうではありません。大きな段差ではコツンとなりますし、ランフラットタイヤを履きこなしている感は無いです。ランフラットタイヤの履きこなし感ならBMWの方が一枚上手。

ただ、一般的な水準で見れば乗り心地が良い方に入ると思うので、Cクラスの乗り心地を心配している人には、大丈夫と伝えたいです。比較対象が違うとツッコまれるかもしれませんが、アウディA3よりも乗り心地は良かったですよ。

エンジンは意外にもパワーあるじゃんか

C200の出力は184ps。決して低めではありません。むしろ乗用車に比べたらかなりパワフルな方なので、何も申し分は無いです。

けど、私はスポーツカーテイストなクルマが好きというのもあり、多少パワーは欲しい派なんです。ですから184psのパワーがあっても車重が約1600キロもあるCクラスに先入観を持っていました。「つまらないクルマなんだろうなぁ」と・・・

けど、アクセルを踏んでみたら・・意外にもシッカリ加速してくれるじゃありませんか。低回転からしっかりと加速してくれるので、思ったよりも全然速いです。

やるなベンツ、もっとダルなクルマかと思っていましたよ。


引用元 http://pds.exblog.jp

アジリティをスポーツプラスに切り替えると回転数を上の方まで引っ張るような設定になり、かなりアクセルレスポンスが良くなります。これならキビキビ走りたい人も満足できるレベルです。ただ、足回りも結構硬くなるので、個人的にはスポーツモードが一番良かったかな。

このアジリティモードは色んなモードの設定を組み合わせることもできるので、自分がCクラスを買ったらエンジン出力はスポーツプラスで、足回りはスポーツモードのものに変更します。(Cクラス買えないけど笑)

スポーツモードに入れずに普通に走れば、本当に普通にゆったり走れるので、これはこれで良かった。

あとCクラスに乗っていて気づいたのですが、なんかベンツに乗っていると不思議とあまりトバそうという気が起こらないです。スポーツモードを堪能したあとはゆったり流して走っていました。こう思わせるのがベンツの力なんですかね。

安全システムでちょっと気になったのが

クルーズコントロールは前車に合わせて勝手に加減速してくれる便利なシステムですが、ちょっと気になったところがありました。普通に走っている分にはとてもラクで良いのですが、減速して最終的に停まる時に、前の車に近い!

ドライバーの心理としてはもっと手前で止まってほしいのに結構近い所までいきます。これが気になりました。まぁあくまで運転支援なので、ギリギリまで介入しないのかもしれませんが、もうちょっと手前で止まってほしいのが正直なところです。

ただ、なんだかんだ言ってもやっぱり便利なシステムですよね。ウッカリ眠ったりして、前の車にぶつかりそうになったときにはブレーキをかけてくれるのですから。

 

まとめ

新型Cクラスの試乗記はいかがでしたでしょうか??私自身の満足度としては、かなり高めです。色々気になるところを言ってきましたが、それでも高評価。

もしベンツCクラスを購入したら、優雅なカーライフを楽しめるんだろうなぁとイメージすることができました。やっぱりベンツはそう思わせるだけの高級感や満足度を与えてくれる良い車だと感じています。所有する満足度がとても高い車ですよね・・輸入車の中で一番売れている車というのも納得です。

Dセグメントの中で、優雅な気持ちにさせてくれるクルマは多分Cクラスが一番。そういう点においてCクラスは他の追随を許さないレベルにあります。これがベンツならではの世界観であり強みですよね。

試乗してみて、「さすがベンツ」と思わされちゃいました。優雅でスポーティなクルマを探している人には超オススメ。所有する満足度も満たしてくれます。

ちなみにもしCクラスの購入を検討されているなら↓の記事もご覧になってみてください。お時間5分ほどで10万~50万円ほど安くCクラスを買える可能性があります。知識や準備無しに購入してはいけませんよ~。

普通に買うと超大損!?一括査定を使って値引き額よりもさらに安く買う方法とは!

それでは今回はこの辺で・・最後までご覧いただきありがとうございました。

みなさん良いカーライフを♪

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