ベンツの人気車、Aクラス。エレガントで優雅かつアグレッシブなデザインで、コンパクトカーでありながらベンツ車であることが一目で分かります。
コンパクトカーに乗るにしても、デザインや性能にこだわりたい人に人気ですよね。Aクラスのドライバーを見ていると老若男女問わず、いろんな人を見かけます。
今回はそんなベンツAクラスの評価・口コミ・燃費をチェックしていきます。メルセデスジャパンの売れ行きではトップ3に入る人気車ですが、その評価はいかに・・・
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ベンツAクラスの評価や口コミは?
評価や口コミをエクステリア・インテリア・走行性能の3項目に分けてチェックしていきます。
エクステリア
- 以前まではマダムの車のイメージだったが、今のは若い人でも乗れる
- 普通にカッコイイ
- コンパクトカーでもメルセデス感満載
- スポーツグレードなどの赤ラインの演出が無い方が好き
- 前から見るとAクラスかCクラスか分からない(良い意見)
- マイナーチェンジでヘッドライトにLEDが搭載されてイイ感じ
エクステリアは概ね高評価です。2013年以前のモデルはマダムの愛車感が強かったですが、現行型のAクラスは若い男性にも支持されるようになっているみたいです。
現行型のAクラスはスポーティで若々しくなりましたから、迫力のあるデザインやエレガントなデザインを求めている人に、好まれているようですね。
私も(30代)以前のAクラスは見向きもしませんでしたが、今のAクラスは街中で見かけるたびに「やっぱり国産コンパクトとは違って迫力あるな」と思ってしまいます。

インテリア
- sportグレードのインテリアが攻めた雰囲気で良い
- 3蓮エアコンがスポーティな雰囲気を出している
- メーターが見やすい
- ベーシックパッケージじゃないとマニュアルエアコンなのが残念
- ボタンが多くて大変そうだが、慣れると普通
- BMWやアウディもそうだが、インテリアが共通していて、乗り換えても扱いやすい
- 後席は見た目通りの広さで、広くもないけど狭くもない
インテリアも概ね高評価でした。多くの人が高級感があると口コミしていました。最近のベンツ車はインテリアの質感がとても高いですよね。(Cクラスもかなり立派ですし)
価格が価格なので当然という声もあるかもしれませんが、同価格帯のライバル達と比べた時に、Aクラスの質感はかなりアドバンテージがあります。
ライバルはVWゴルフですが、ゴルフのインテリアと高級感の差は一目瞭然です。Cセグメントで高級感のあるインテリアを求める人には好印象でしょう。
走行性能
- 不足は無いけど、ライバル勢に比べると物足りない
- 元気よく走るエンジンではない、良く言えばマイルドとも言える
- 発進から元気よく走りたい人には物足りない
- スタートが重く、ズングリしている
- セッカチな人だとストレスなエンジン
- A250 だと十分な速さ。だけど盛り上がりのないエンジン。
- 高速道路での安定性はシッカリしている
※乗り心地に関しては下の方でご紹介しています
エクステリア・インテリアともに高評価でしたが、エンジンの性能はイマイチな評価となりました。多くの人が「遅い」とか「発進で重い」と口コミしています。
これだけ多くの人が口を揃えて評価するということは、Aクラスのエンジンに軽快感は無いと判断できそうです。180とは違い、250グレードでは十分な加速力を得れるということでした。(250のエンジンはCクラスでも使用)
引用元 https://lh3.googleusercontent.com
ただし、250はスムーズで速いけど、楽しいというエモーショナルな部分は無いとのこと。Aクラスのエンジンはパッとしない意見が多めです・・・
ベンツ的には「楽しいエンジンをお求めの場合はAMGをどうぞ」ということなのかもしれません。でもAクラスを購入する人のほとんどは180か180sportで、AMGを購入する人はほとんどいないハズ・・
一番の売れ筋である180に、もうちょっとレスポンスの良いエンジンを搭載してほしかったですね。ゴルフやプジョーのエンジンに負けていると言われても仕方がないです。
ここまでエンジンに対して厳しい評価をしてきましたが、中には「マイルドで自分に合っている」とか「トバさなければ快適」というポジティブな意見も見られました。
Aクラスを購入する時は、試乗の段階でアクセルをシッカリ踏んで、ドライブフィールを確かめる必要がありそうですね・・・
酷評だった乗り心地に変化が
ベンツAクラスの弱点と言われていたものがあります。それは乗り心地です。
2013年デビュー当時のAクラスはスポーティに振りすぎていて、乗り心地が悪いという意見が目立ちました。ベンツ車という上質なイメージで運転すると「ううぇ!?」となるほど乗り心地が悪かったと言われています。
スポーティな味付けが好きな人に問題ないかもしれませんが、快適な乗り心地を期待していた人にとってはツライ乗り心地だったようです。
しかし、その不評だった乗り心地に変化が・・・
Aクラスは2016年の3月にマイナーチェンジを行ったのですが、このマイナーチェンジで乗り心地がかなり改善されたというのです。ベンツの公表ではサスペンション関連のアナウンスはありませんでしたが、ヒッソリと改良を行っていたのでしょうね。
元々、年次改良でコツコツと改善していくタイプのベンツですから、お客様からの不満の声が届いたのだと思います。Aクラスの乗り心地の変化は、プロの評論家や多くのオーナーも口にしており、間違いなく乗り心地は良くなっていると判断できます。
もし、これからAクラスの購入を考えている人がいたら、新車購入か2016年3月以降の製造モデルがオススメですよ。
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Aクラスの燃費はどれくらい??
Aクラスの実燃費を調べてみました。カタログ値では17km/Lですが実際のところは・・・
- 街乗り燃費 6~8km/L
- 高速道路 10~12km/L
- 流れの良い道路 10km/L前後
多くの人が大体これくらいの燃費だと言っていました。オーナーの評価では「思っていたよりも悪い」とか「改善を望む」という意見も多数見られ、燃費は不評のようでした。
ただし、中には街中10km/L前後、高速道路で16km/Lを出すほどの低燃費を記録している人も何人かいました。これらの低燃費を出すにはエコモードの使用が必須なようです。
エコモード無しだと、街乗り燃費が10km/Lを切るのは正直ちょっとツライですよね。コンパクトカーを購入する人は燃費性能も求めている人が多いと思いますので、改善の余地ありかと思います。
CセグメントのライバルであるVWゴルフやプジョー308は、Aクラスよりも明らかに低燃費なので、燃費性能重視の人はそちらの車の方がオススメできます。(しかもゴルフや308は、エンジンも軽快で気持ち良い)
【まとめ】
- エクステリア・インテリアは高評価
- エクステリアは昔のAクラスに比べて、スポーティで若々しく、老若男女問わず人気
- インテリアは同クラスのライバル勢の中で一番高級感がある
- エンジン性能はイマイチ。ライバル勢のような軽快感を期待すると、期待ハズレかもしれない
- ゆったり走りたい人には不足感の無いエンジン
- 以前までのAクラスは乗り心地が硬く賛否両論だったが、2016年のマイナーチェンジで改善された
- 燃費は街乗りで6~8km/L、高速道路で10~12km/L
- 燃費はエコモード使用で4割ほど伸びる
Aクラスのシャシー性能はライバルに負けているとは思いませんが、エンジンの力不足は否めません。Aクラスは見た目がスポーティですが、それを期待して乗るとエンジンは意外とマイルドなので、ギャップを感じる人も多いハズと思います。
ただ、それでもAクラスはやっぱり魅力的。他メーカーにはないエレガントなエクステリア・高級感のあるインテリアなど、ライバルを圧倒しています。それがこのAクラス最大のウリですよね。国産車は当然として、他外車メーカーも寄せ付けない特徴です。
そこに魅力を感じる人にはAクラスはかなり「アリ」なのではないでしょうか。
それでは今回はこのへんで・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
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