最近のマツダ車はどれも評判が良いですがアクセラはどうでしょうか?アクセラスポーツ・セダン・ハイブリッド・ディーゼルの評価を調べてみました。
※エクステリア・インテリアなど共通しているところが多い部分はまとめてチェックしています。
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アクセラの評価 まずはエクステリア編
- 陰影がカッコイイ
- 見飽きない美しいスタイル
- デザインに惹かれて買った
- 国産車っぽくない斬新なデザイン
- FFの割にロングノーズでFRっぽくてカッコイイ
- リアがちょっとダサい
- LEDヘッドライトがかっこいい
- ソウルレッドプレミアムを選んで良かった

エクステリアは見る人の好みによるところが大きいですが、高評価している人が多いです。他国産メーカーとは一線を画すデザインに惹かれている人が多いみたい。デミオもそうですが、マツダ車は独特のスポーティなデザインがかなりウケていますね。
他にも、LEDヘッドライトのデザインや、ソウルレッドメタリックなど、マツダ車を象徴するようなスポーティで存在感のあるデザインも評価されていました。
実は私もマツダ車のデザインが好きなのですが、他のメーカーのデザインよりもセンスの良さが感じられるところが気に入っています。(主観的意見でスミマセン)流麗でスポーティな雰囲気はマツダ車にしか無い魅力です。街中でついつい目を奪われる美しさを持っているのは、マツダ車の比率が高いと感じています。
ちなみにアクセラスポーツとセダンを比べた場合、アクセラスポーツの方が評価が高いです(エクステリアの)。セダンも評価は高めですが「アテンザのようにしてほしかった」等の意見が見られました。確かに同じセダンだったらアテンザのほうがバランスが美しい気がします。
インテリア編
- シンプル
- 収納が少ない
- 純正オーディオがショボイ
- 価格にしては質が高いと思う
- 高級感は無いけどまとまりはある
- ピアノブラックは美しいけどホコリや傷が気になる
- ボタンが少なく、運転に集中できる
- 着座位置やドラポジなど、マツダがこだわってるだけあって良い
1,みんなが口をそろえる「収納が少ない」件

インテリアに関して多くの方が言うのが「収納が少ない」こと。
マイナーチェンジで大幅に改良されましたが、以前のアクセラはドアポケットにやっとドリンク一本分が入るくらいのスペースしかありませんでした。マイナーチェンジではその不評を受けてか?大幅に改良され、スペースが増大しています。
また、荷室の狭さも指摘されています。普段荷物を積まない人なら問題ありませんが、それなりに荷物を積む人には容量が足りなく感じられるようです。もしあなたが荷物を積む人であれば、試乗の際には荷室のチェックもしておきたいですね。
2,高級感・質感はマズマズ

インテリアの高級感はそこまで高くないもののチープでもない様子。ちょっと物足りないと評価する人はいましたが、高級感があると評価するひとはほとんどいませんでした。価格に対する質感としては普通レベルでしょう。
逆にゴチャゴチャしないシンプルで分かりやすいデザインは、派手なインテリアを好まない人には高評価なようです。必要なスイッチがどこにあるのか分かりやすく、運転に集中しやすいのは良いところですね。
3,着座位置・ドラポジは結構イイみたい
マツダは「正しいドラポジ」を自社の謳い文句に掲げています。謳い文句通り、ステアリングやペダルの位置など適切な場所に配置されており、ドラポジにコダワリをもっているユーザーからも高評価されていました。
ドラポジがシッカリ決まらないと運転中にムズムズするようなユーザーでも満足できそうですね。
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走行性能編
ハンドリング・安定性
- フラフラせず安定感がある
- 他のコンパクトカーよりも硬め
- 直進の安定感はある
- ブレーキがイマイチ
- フロントヘビーな車なのでカーブとかで楽しさは無い
ガソリン
- パワー感は無いけど不足感も無い
- 15Sで街中では問題なし。だけど坂道ではちょっと力が無い
- ディーゼルと違って壊れる感じもしないし安心
- 20S乗ってるけど、爆発的なパワーはないけど、高速とかの合流も楽々
XD ディーゼル
- 加速感が力強い
- 加速するとスゴイけど、アクセルを踏んでから”間”がある
- 4人乗っててもパワー不足を感じない
- 上り坂でもグングン加速
ハイブリッド
- ハイブリッドとしてはちょっと中途半端?
- 悪くもないけど良くもない
- プリウスよりも安定感があるからアクセラハイブリッドを選んだ
- エンジンブレーキが効かない
- スッと加速できる
- 高速域でパワー感は無いけどトバさなければ良い車
- 100キロ前後ではエンジンの頑張ってる感が伝わってくる、パワー不足
1,乗り心地は他のコンパクトカーよりも硬い

アクセラの乗り心地は他のコンパクトカーよりも硬いと評価されています。硬めの乗り心地ですが、大体の人が「不快ではない」「疲れない」など、ポジティブにとらえています。「フワフワだと酔うので硬めが好き」という意見も多数見られました。
逆に他のコンパクトカーのようなフワフワ系の乗り心地を好む人には不快・乗り心地が悪いと認識されています。「段差でゴツゴツする」「荒れた路面で突き上げる」など、硬めの乗り心地に不快を感じている人もいます。
乗り心地は好みが分かれやすいところなので一概に良し悪しの優劣は付けられません。しかしこの硬めの足回りが安定感や長距離の疲労軽減に繋がっているのは確かです。自分の好みに合うか、試乗して実際に確かめたい部分ですね。
そういえば、ブレーキ制動力の立ち上がりが変なことが指摘されていました。制動力の出方が安定しておらず、抜けたり強かったりするようです。コレ、同じこと言っている人が結構いました。
2,安定感があるとの意見多数
アクセラの評価を見ていると「安定感がある」「直進性が優れている」という意見が多いです。
これは先程紹介した硬めのサスペンションやFF駆動・フロントヘビーなどの特性から来るものと思われます。同サイズの車と比較されているユーザーも多く、アクセラの安定性に手応えを感じているようでした。
一方、コーナリング性はどうかというと……とくに特筆すべき所は無いみたいです。普通というところでしょうか。アクセラサイズの車だと、コーナーの楽しさ・軽快感をウリにしている車も他にありますが、アクセラはそういうテイストではない模様。直進安定性やドッシリ感のある走りがアクセラの持ち味ですね。
3,エンジンの種類によって評価が様々
ガソリン・ディーゼル・ハイブリッドでそれぞれ評価が異なります。
ガソリンエンジン
まずガソリンエンジン。ガソリンエンジンに多い口コミは「必要十分」「問題無い」といったもの。絶対的なパワー感・楽しい感じは無いものの、普段使いには十分な性能を有しているようです。ただ15Sだと上り坂でのパワー不足が否めないとのこと。坂道や高速道路の合流・追い越しで余裕のある動力を得たければ20Sのほうがbetterということですね。
ディーゼル
次にディーゼルエンジン。ディーゼルの特性を既にご存知だと思いますが、ガソリンと違い加速に力強さがあります。ターボが効きはじめるとグングンと加速。追い越し・合流・上り坂もヘッチャラです。「15XDでも力強い加速があるので4人乗車でも不足感が無い」という意見もありましたね。モアパワーを欲する人以外は15XDで十分満足かも?
いいとこだらけのディーゼルですがネガティブな要素もあります。ターボが効くまでの”間”があり、それをモッサリしていると捉えている人も少なくないです。そこまでストレスではないと思いますが、NAガソリンのようにレスポンス良く加速がついてくる感じではないのでそこは覚えておきましょう。
あとディーゼルだから燃費が劇的に良くなるかと思えば、意外とそうでもないみたいです。このことはアクセラの燃費記事で解説しています。
ハイブリッド
最後にハイブリッド。言い方は悪いかもしれませんが、チョット中途半端?ハイブリッドだからと抜群の燃費性能や低速時のダッシュ力に期待すると「あれ?なんか物足りないぞ?」ということになりかねません。口コミや評判をチェックすると「思ったより燃費が良くない」とか「加速力があんまり」という意見が目立ちます。ハイブリッド=燃費が良い、走り出しの加速感が良いと思いがちですが、そうではないと理解する必要があります。走り出しのスーっと行く感じはあるようですが、パワー感はあまり期待できないみたいです。
ちなみに燃費性能も使用環境によって大きく上下動する特性があります。これもハイブリッドの評価を中途半端にしている要因でしょう。
アクセラハイブリッドはトヨタの技術を受けているのでプリウス的な燃費を期待してしまいますが、そうではなく、あくまで「アクセラのような安定性のある車で燃費もそれなりに良い」と捉えておくのが良いでしょう。プリウスクラスの燃費性能を期待するのはちょっと違います……。「なんか想像していたのと違う」とならないようにしたいですね。
【まとめ】
アクセラの評価をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?エクスエリアはほぼ高評価・インテリアはマズマズ・走行性能は評価が異なることが分かりました。
アクセラの評価で注目したいのはやっぱり走行性能。安定感のある走り・ドッシリ感は多くのユーザーがアクセラの長所として挙げています。また適切なドラポジも運転のしやすさにつながるので、走り好きからも評価されている部分です。
問題は乗り心地やエンジンの特性。硬めの乗り心地はアクセラの長所である安定感やドッシリ感につながっている要素ですが、フワフワ系の乗り心地を好むひとには不快と捉えられます。もちろん極度に硬いわけではないので多くの人に受け入れられる範囲内での”硬め”ではありますが、好き嫌いが分かれそうです。安定感やドッシリ感に価値を見出している人には、好かれている傾向が見られました。
エンジンは実用性重視のものが多く、楽しい方向に振ってあるエンジンではないと理解する必要があります。過不足無し、実用範囲で普通に仕事をしてくれる……そんな特性です。唯一エモーショナルなのはディーゼルエンジンでしょうかね。加速感や巡航しているときの直進している楽しさはディーゼルが一番ではないでしょうか。
まとめると……アクセラの一番の魅力は外観の美しさ!なおかつ走りは同クラスの他の車よりも、安定性やドッシリ感があり優れているところがウリです。エンジンをぶっ飛ばして楽しいとかコーナーが楽しい車ではありません。「美しい車に乗って…運転はシッカリして安心感があって…走りも不足感無いし総合的に良い車だな」という風に満足できる車だと判断しました。
それでは今回はこのへんで・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
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