アウディクワトロはブラックアイスバーンに強い?運転のコツは!?

アウディのクワトロはブラックアイスバーンでも普通に運転することができるのでしょうか?

4WDは悪路や雪道の走破性に優れてた駆動方式ですが、アウディクワトロはその中でも特に秀でていると言われています。よく街中でみかける4WDとは違い、別格です。どれだけアイスバーンに対応しているのか気になりますね。

また雪道運転歴13年の私が雪道運転のコツも解説しています。(たった13年ですが^^;

では行ってみましょう!

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そもそもブラックアイスバーンとは?

アイスバーンは路面が凍結している状態のことをいいます。もさもさしている雪ではなくて、スケート場みたいにツルツルの状態のものです。普通の雪道に比べて摩擦係数が低く、めちゃくちゃ滑ります。雪国で車を運転している人にとって1番こわいやつですよね。

で、ブラックアイスバーンですが簡単にいうと「アイスバーンだと判断しづらいアイスバーン」です。路面が単に濡れて黒くなっているように見えてしまいます。アイスバーンのステルス版とでも言いましょうか。

ですからアイスバーンだと気づかずに運転してしまうことが多いんです。アイスバーンだと事前に気づけば、通常よりもさらにスピードを落として運転することができますが、アイスバーンだと分からずに運転してしまうため大変危険なんです!

ただの濡れている路面だと思って走るとツルっ!と滑ります。これが雪国の恐怖、ブラックアイスバーンです。

 

アウディクワトロはブラックアイスバーンに強い?

他車の4WDに比べると、アウディクワトロは雪道・ブラックアイスバーンに強いと言えます。その理由ですが以下の2点が挙げられます。

  • グリップが低下したタイヤに、自動でエンジンパワーを振り分ける
  • 前2輪、後ろ2輪が空転したときにはスタビリティコントロールと融合してさらに路面に力が伝わるようにする

アウディクワトロは路面状況をリアルタイムで把握して、エンジンパワーが常に4つのタイヤに配分されるようになっています。

ですからブラックアイスバーンや雨の日の濡れたマンホールの上など、突然滑るような手に汗握るようなときでも、エンジンパワーが4輪にしっかりと伝わっているので高いグリップ力を確保することができるんですね。

どこかのタイヤがグリップを失いかけたら、残りのタイヤが瞬時に安定性を確保し安定性を保つ・・アウディクワトロはこれを高い次元で実現しています。これが悪路の走破性で他車より優れていると言われる所以ですね。

元々アウディクワトロはハイパワーの車を速く安定して走らせるためのシステムですが、イコール安全性の確保にもつながっています。
レースシーンで速く安定して走るためのシステムは、アイスバーンなどで急に滑った時にも生かされています。

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アイスバーン路面・雪道運転のコツは!?

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アイスバーン・雪道運転するときのコツを解説していきます。当方、雪道運転歴13年です。よろしくお願いします。

スピードを出さない

これが1番大事です。普通に運転しているといつの間にか法定速度を超えていることはザラですが、冬場は法定速度よりもさらに遅めに走ることがキモになります。

スピードが出ていて1番ヤバイのが下り道のカーブです。カーブしながらの道にアイスバーンがあったりすると、ホントにゆっくり走らないとすぐに滑ります。下り路面はただでさえスピードが出やすいですから、いつもよりもかなりゆっくりめに走りましょう。

冬道で事故る原因のほとんどが滑ったことによるスリップです。スリップはオーバースピードで運転しない限りほとんど起こることはありませんから、ゆっくり運転を意識しましょう!

急がつく運転をしない、スリップの元!

冬道では急がつく運転はスリップの元になります。急発進、急ブレーキ、急にウインカーを付けて曲がる等、これらは雪道ではかなり危ないです。

急発進はタイヤが空転してスリップしやすくなりますし、急にウインカーを付けて曲がるのは後ろの車の原則が間に合わず衝突する可能性もあります。

ブレーキは早めに!

冬は夏よりも早めにブレーキすることが重要です。いつも通りブレーキをしたつもりが、アイスバーンの上などでブレーキしてしまったがためにスピードが落ちず、前方の車に激突してしまう可能性があります。

私の経験なのですが、いつもより早くブレーキを落とし始めたのですが、そこがちょうどアイスバーンになっていて全然速度が落ちず、信号待ちで止まっている前の車にぶつかりそうになったことがありました。ブレーキを踏んでいるのに止まらないってホントに恐怖です。

もし早めにスピードを落とし始めていなければアウトでした・・・

ちなみに大雪が降った次の日は、積もった雪でアイスバーンが隠れていることもあり、思ったよりも止まれないことが多々あります。ですからいつもより早いタイミングでスピードを落とし始めることが大切です。

運転中は、いつもより車間距離を空ける

冬の運転はいつもよりも車間距離を空けて走りましょう!そうすれば前の車が急ブレーキをしたとしても、多少余裕をもって対応することができます。また車間距離を空けておくことで、自分の車が滑って中々止まらないときでも助かる場合があります。

 

まとめ

雪道ではスピードはゆっくり・急がつく行動をしない・ブレーキは早めに始める・車間距離を空けて走ることを意識すれば、事故の可能性はほぼありません。雪道はいつもよりも止まれない、滑る可能性があるということを念頭において運転すれば、自然と安全な運転が出来るはずです。

アウディのクワトロは、どこかのタイヤが滑っても他のタイヤで安定性を確保するので、他車よりもアイスバーンに強いですが、完全無敵ではないので注意が必要です。

安定感が高いゆえにスピードをだしてしまったら、逆にリスクが高くなってしまうので気をつけましょう。

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