マツダのフラッグシップ、アテンザ。街中で見かけたときに目を奪われる美しさが印象的。そんなアテンザですが実際はどのような評価をされているのか……!?口コミやレビューをまとめてみました。(セダン・ワゴン総合の評価となります)
スポンサーリンク
マツダアテンザの評価 【エクステリア編】★★★★★

- マシーングレーの色が美しい
- 外観に惚れて買った
- 幅があるので狭い路地や狭い駐車スペースでチョット大変かな
- 外車みたいでとてもかっこいいです
- BMWみたいなロングノーズのデザインが気に入っている
- 新型CX-5を見た後だとちょっと古さを感じる
- 駐車場に停まっているマイカーを見るたびに歓びを感じれる
- 赤とか白、黒はカッコイイと思うけど銀は全く似合ってない
デザインは文句なしの高評価
デザインに一目惚れしてアテンザの購入を決意する人がいるほど、アテンザの外観は高評価でした。オプションカラーのソウルレッドやマシーングレーはお金がかかりますが、それでも満足度が高い色のようです。
駐車場に停めたマイカーを見てニンマリするという意見も多数ありましたが、その気持ち、すごくわかります……(笑)美しい車って全然見飽きないですよね。
【インテリア編】★★☆☆☆
- 意外と頭上にも余裕がある
- 白シートにしたら思ったよりも高級感があった
- 高級感は無いけど、価格相応くらい
- 高級車のつもりで買うとちょっとガッカリするかも
- 外観のカッコよさに比べると見劣り感がある
- エクステリアのデザインに対してインテリアは実に古風、マイチェン後はまだ良いけど
- 不評なマツダコネクトはやっぱりダメ
- マツコネは改善点が多すぎる、10年前のナビの方がマシ
- マツコネは1万円の輸入カーナビよりも酷い
- 収納が少なく、財布やスマホの置き場所にこまる
1,高級感・質感は……

マツダがフラッグシップセダンと謳うアテンザですが、車内の高級感はというと…案外そうでもないみたいです。割合でいうと、高級感を感じるとか価格相応が3、物足りないとか残念が7くらいでした。
ユーザーからは「パッと見ると普通だけど所々に安さを感じる」「エクステリアに対して内装が古い」という意見が多く見られました。特に「色んな所に安さを感じる」という類の意見がかなり多かったですね。以前のマツダ車に比べたら格段に良いけど、思ったよりも大したことがないという感じでしょうか。
アテンザはエクステリアのデザインが優れているので、内装にも期待してしまいます……アテンザはあくまで「フラッグシップセダン」。ラグジュアリーカーやプレミアムカーではありません。そこを勘違いすると「あれ?なんか物足りないぞ…!?」というふうになってしまうのでしょう。
逆に、高級感を感じると口コミしていた人は白内装を選んでいる人が多かったです。もしアテンザの内装に高級感を出したければ白内装がbetterですね。
ちなみにマイナーチェンジ後のアテンザはマイチェン前よりもインテリアの評価が高いです。
2,後部座席が意外と快適!

家族や友人とのお出かけ時、重要なのが後部座席の快適性。長距離ドライブでは広さが大事です。で、アテンザの後部座席はどうなのかというと、意外にも結構快適な様子。口コミの多くが「広い」とか「家族が快適に過ごせた」というものでした。アテンザのボディは幅が広いことがよく指摘されていますが、その分、車内も広いというわけですな。
最近はデザイン優先で、乗ってみると後部座席が意外と狭い車も多いですが(ベンツCクラスとか)、その点アテンザは乗員のこともキチンと考えられた設計になっているんですね。これなら家族でセダンを使う場合でも奥さんから文句が出なそう!
3,マツダ車の定番 マツコネの件
出ました。もはや定番のマツコネ。アテンザに限らずどの車種でも不評です。何が不評なのか具体的には……
- 走行中に落ちて再起動を繰り返す
- アイフォンを繋いでいるのに誤作動を起こしたり動かなかったりする
- 音楽が聞けないことがある
- 周辺検索しているのにコンビニが出てこない
- 地図の表示が出たり出なかったりする
などなどが起こっているようです。経路の選択などに多少問題があるのは他メーカーナビもそうですが、ここまで批判が多いナビはマツコネくらいのもの……
マツダ自身もマツコネのクオリティがイマイチなことを知っており、何度もバージョンアップで対応しています。最近では以前に比べてだいぶ良くなった模様!新しいクチコミを見ると「以前よりも良くなった!」とか「普通に使えている」という評価もありました。
とはいえ、まだ問題点もあり、社外品のナビに比べると断然劣っているようですが……。ナビを使わない人には問題ない部分ですが、普段から頻繁に使う人には不安要素になります。
スポンサーリンク
【走行性能編】★★★★★
1,走行性能はなかなか!快適性も良いみたい
- 走る・曲がる・止まるの性能がシッカリとしている
- 直進安定性が高い
- 長距離運転がラク
- 外車と比べたらダメ、でも国産の中ではかなり良いと思う
- 走る喜びが体感できる
- プレミアムカーではないことを考えると十分静かなのでは
- 車体は大きいけど小回りがきくのか?扱いやすい
- 雑誌とかで大げさに静かと書いてるけど車外は普通にウルサイ、でも中は静か
走行性能も結構評価が高い。マツダは走りの良さを売りにしていますが、カーブでも直進でも走りの良さが感じられるようです。口コミで特に多かったのが「直進安定性の高さ」。スピードを出しても車がビタッと安定しており、安心してドライブできるという意見が多かったですね。室内空間の快適性とクルージング時の安定性の高さも相まって「長距離ドライブでもラク!」という意見も多かったです。
静粛性もなかなか良いみたい!車内が静かというのに加えてエンジンも静かみたいですね。エンジンはガソリン・ディーゼルどちらも比較的早めにシフトアップすることで、音を控えめにしているのでしょう。逆に車内が静かな分、ロードノイズが目立つという意見も多かったです。アテンザはクラウンなどのラグジュアリーカーではありませんからそこは仕方のないところ。それにアテンザ乗りは比較的大きいホイールを付ける人が多いので、そこも影響しているのかもしれません。
静粛性自体は高いので、音などに敏感な人でなければ結構快適な時間を過ごせるのではないでしょうか。
2,乗り心地は硬め。19インチは賛否両論だ

- 乗り心地が良い
- ガツンガツンしないけど路面状況をよく拾う、個人的にあまり好きではない
- 19インチは乗り心地は良くない…けど悪いとも言えない?
- 家族が車酔いしやすいけどアテンザの硬めのサスペンションのおかげか酔わなくなった
乗り心地に関して「乗り心地は硬め」という意見が圧倒的。しかし硬めだからといって、乗り心地が悪いというわけではないようです。引き締められたサスペンションがフラットな乗り心地を生み出しており、高評価する人も多かったです。
逆に、国産車によくあるフワフワ・ボヨンボヨン系の柔らかい乗り心地を好む人からは不評でした。特に19インチホイールは乗り心地は賛否両論。19インチは硬い足回りが好きな人には割と好評ですが、一般的には乗り心地が悪いと捉えられやすいでしょう。ただでさえ路面の状況を拾いやすい足回りなのに、19インチだとさらにゴツゴツ感が感じられるはずです。19インチは非常にカッコイイんですけどね……自身が好む乗り心地をよく考えて選びたいところ。
乗り心地はドライバーの好みが大きく別れるので評価が別れるのは仕方がない部分もあります。
3,ディーゼルはモッサリ&すごい加速
- ディーゼルの加速感がスゴイ
- 信号発進からの加速は普通だけど高速の追い越しはラクチン
- 上り坂も軽々と力強く登ってくれる
- 車内は静かだけど、外は普通にカラカラ音がする
- 0スタートはもたつく
- 走り出しはミニバンのハイブリッドの方が軽快にスタートできる
- 走り出しはモッサリで途中から急加速する
ディーゼルエンジンの口コミで出てくる意見はだいたい2つ。
一つ目はスタート時のモッサリ感。
ディーゼルエンジンはスタート時の加速の鈍さが指摘されています。口コミを見ると多くの人が口を揃えるように言っています。普通に運転する人は気にならないですが、信号が青になった瞬間にバッ!と飛び出したい人にはストレスかもしれません。せっかちな人には意外と向かないエンジンかも?もしご試乗する際にはディーゼルのモッサリチェックもしておきたいですね。
二つ目は「太いトルク&すごい加速力」。
ターボが効き始めるまではモッサリなディーゼルですが、いざターボがかかるとスゴイ加速を見せる…!スポーツカー並の力強い加速でグイグイとスピードに乗ります。街乗りではあっという間に前の車との距離がつまりますし、坂道での加速も余裕!人を乗せていても問題無しです。加速中は車からパワーが溢れているような太いトルクを感じることができますよ。私もこのディーゼルの力強さは良いと思っています!
私事ですが以前、新型CX-5を試乗した際にディーゼルパワーをものすごく感じました。加速しだすとスゴイです。これで燃料が軽油なんですから、給油代が安いのを良いことについついアクセルを踏んでしまいます。試乗記もあるので良ければ合わせて御覧くださいませ。
マツダ新型CX-5試乗記!ディーゼルの評判が良いのも納得だわ。価格に対して抜群のパフォーマンスだ
4,ガソリンはパワーよりもレスポンス!
- ガソリンの方がハンドリングが良い
- ディーゼルはターボかかるまでモッサリするから、スムーズに吹け上がるガソリンにした
- 25Sならモッサリ感も無いし、ビックリするような加速でもないし扱いやすい
- 安全運転重視なので2000ccで十分
- レヴォーグと比較検討しているが、レヴォーグの方が楽しさがある
ガソリンエンジンはディーゼルのようなスゴイ加速力はありません。ではメリットは何か?それはレスポンスの良さです!ディーゼルはターボがかかると爆発的な加速を見せますが、それまでの”間”がちょっとストレス。ガソリンエンジンはディーゼルのモッサリ感が無く、アクセルを踏んですぐにパワーが出てきます。ガソリンエンジンを選んだ人の口コミを見ていると「モッサリ感が無いからガソリンにした」という意見が多数見られました。
あまりスピードを出さない人・アクセル操作に対してナチュラルにスピードが出るフィーリングを重視する人はガソリンエンジンの方に魅力を感じているみたいです。アクセル踏んで自然にスピードが出るのって、コレはコレで結構良いんですよね。ワインディングでもそうですし、街中の緩いカーブの連続でも、アクセルを良いタイミングで踏んで気持ちよく駆け抜けていくのって楽しいです。こういう楽しみ方ができるのはガソリンエンジンの方かも!
ディーゼルのモッサリ感が嫌な人は、ガソリンエンジンのほうが案外満足度が高いかもしれません。私の中で「マツダ車といえばディーゼルでしょ」という認識でしたが、ディーゼルとガソリンの特徴を知ると、ガソリンの方も良いなと思えてきますね。
※アテンザの実燃費に関しては、別記事にまとめてあります。文末にリンクがあるので良ければ一緒にご覧くださいませ。
【まとめ】

アテンザは外観の美しさはモチロンのこと、走行性能でもユーザーに喜ばれていることが分かりました。インテリアの質感は正直イマイチ(価格相応)のようですが、プレミアムカーだと誤解しなければ期待を裏切られることも無いでしょう。
口コミを見ていると、インテリアの質感やマツコネの使いにくさに不満を言いつつも、高評価している人がかなり多かったです。アテンザはAWDやLパッケージなどの組み合わせで400万円を超えることもある車……それでも満足度が高いというのは価格以上の価値を感じれる車だからに他なりません。
走行安定性も高く、長距離も快適にこなし、車を見るたびに美しさに歓びを感じれる……マツダがフラッグシップと謳うだけの良さを兼ね備えていると思います。ここに価値を感じれたら満足度は高そうですね。個人的にはアテンザのデザインの良さだけでかなり惹かれますが…(笑)
それでは今回はこの辺で……最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
- アテンザ(GJ)のカスタム例!エアロパーツやホイールで大人っぽくカッコよく!
- アテンザの新型フルモデルチェンジ情報!次期型の価格や発売日、特徴などをまとめてみた
- アテンザの実燃費は?ガソリン・ディーゼルをそれぞれ比べた結果、意外な数字が…!?
スポンサーリンク