プリウスに次ぐ、ハイブリッドの超人気車トヨタアクア。新型が噂されるアクアですが、その前にマイナーチェンジが入ります。
マイナーチェンジは今回で二度目。1回目は2014年に行われました。今回は新型になる前の最後のマイナーチェンジというわけですね。
今回のマイナーチェンジで気になったところをまとめていきたいと思います。
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マイナーチェンジで外装はどうなる?
- ヘッドライトの意匠変更
- フロントバンパーの意匠変更
- タイヤサイズがワイドに
- 15インチアルミホイール変更
- テールランプの意匠変更
- リアバンパーの意匠変更
- Xアーバンの外装ブラック版が標準になる
フロントは知的に洗練された印象に

前回に引き続き、今回もエクステリアが手直しされる。
ヘッドライトの目尻が切れ上がってシャープな印象に。そしてヘッドライト内にはターンシグナルも内蔵されるところも目新しい。こっちの方が「今」っぽい。
ヘッドライトの目尻が切れ上がるデザインになるのに合わせて、ボンネットの形状も小変更。これまでと少し変わったものになる。大きな変更ではないけど、アクア好きにとっては意外と大きな差に感じるかも??
リアはワイドな印象に

まずリフレクターがリアバンパーの左右に内蔵される。これによってはワイドで低重心な後ろ姿を作り出す。
そして寒冷地仕様に装着されていたリアフォグはバンパー中央からリアフォグ内に移動。いかにも「後付です感」があったが今回の変更でスマートになる。
最近のトヨタやレクサスはスポーティをウリにしていますが、アクアにもそういったテイストが盛り込まれるようですね。
Xアーバンの外装無塗装版が標準に
SUVテイストのXアーバンには、無塗装ブラックの外装が用いられた特別仕様車「ソリッド」がある。今回のマイナーチェンジではこの無塗装ブラック外装が標準になり、塗装品は廃止される。
塗装版はポップすぎてSUVテイストの良さをうまく訴求できなかったので不人気だったのだ。ちょと無骨感のある無塗装版のほうが、X アーバンを求める人の理想にあっていた。こういう背景があり、塗装版は廃止となる。
現在アクアの中でXアーバンの比率は6%くらいらしいが、その販売比率を20%まで高めたいというトヨタの狙いがあるらしい。Xアーバンはアクアの中でも上級グレードだけど、それが20%まで増えたらトヨタの利益はグッとあがるな・・・
ちなみに今回のマイナーチェンジでグレード名が「クロスオーバー」に変わります。Xアーバンよりもクロスオーバーのほうがなんかカッコイイですよね。
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インテリアも意外と変更点多数だ

- TFTディスプレイ標準化
- ステアリングスイッチ標準化
- ステアリング・インパネの加飾追加
- グローブボックスのソフトトレイ追加
- ソフトレザーセレクションにホワイトが追加
インテリアは質感UPが最大の見所
一番の見どころは、これまでオプション設定だったTFT画面が廉価グレードを除いて標準化されることだろう(Lグレード以外)。いろいろな情報がカラー画面で確認できるようになることで、一気に質感が上がったように感じれる。
これはかなり嬉しい変更点!
そのほか、センタークラスターと空調パネルが一体化されてスッキリ、ステアリングホイールとカップホルダーにはシルバー加飾が追加されて、さらに質感UPにつながっている。
質感UPという点ではソフトレザーのホワイトも見逃せない。白レザー内装になるだけで一気にインテリアの車格感が上がる。アクアで優雅な空間を作りたいと思っていた人には見逃せない装備になると思われる。
デミオやノートに対する対抗心がメラメラと感じられる。Xアーバンにも設定可能とのこと。
価格は178万円から
Lグレード | 178万 |
Sグレード | 188万 |
Gグレード | 206万 |
Gソフトレザー | 208万 |
クロスオーバー | 206万 |
マイナーチェンジ版アクアは178万円からスタート。前期型に比べて2万円ほど価格が上昇しています。デザインの変更や15インチのホイールが採用されたことなどが価格UPに影響する形です。
SグレードはTFTマルチインフォメーション画面が追加・インパネ周りも変更されるのにも関わらず現行型とほとんど変わりません。これはオトクなグレードかも。
Gグレードは前期型に比べて5万円以上UPしているのですが、これはスマートエントリー・アームレスト・コンライトが標準装備されるのが影響しています。
クロスオーバーは現行型よりも値下げされるのでお得感があります。
燃費は38km/L!ノートePowerを超える!
アクア最大の魅力である燃費だが、マイナーチェンジでは38km/Lまで高められる。現在、ノートepowerにリードを許しているが、マイナーチェンジで再びアクアが巻き返しを図る。
どうやってマイナーチェンジで燃費を上昇させるのか。それは現在発売中のヴィッツHVの改良型エンジンを流用すること。その結果、アクアの最良モデルの燃費は38km/Lになるという計算だ。
燃費を重視するユーザーには嬉しい変更ですよね。
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【まとめ】小さな変更だが、嬉しい変更点多数だ
今回の変更はフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジなので変更点は目立ちにくい部分が多い。しかし変更点は多く、いろいろな部分にメスが入る。アクアファンにとっては結構大きな変化に感じられるかもしれない。
また、インテリアのTFT画面がLグレード以外は標準になったり、Xアーバン(マイナーチェンジ後はクロスオーバー)が全車、無塗装ブラックの外装が標準化されたりと嬉しい変更点も多い。
今のアクアに乗っている人が見たら、「いいな~」と思うような変更点ばかり。今、アクアを買おうか迷っている人はマイナーチェンジ版のアクアを買うことをオススメします。発売を待つ価値はあると思います。
それでは今回はこのへんで・・・最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさん良いカーライフを♪
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